こんにちは、タカヒロです。
今回は高校生からの質問が多い、間違えやすい副詞や前置詞を5選、紹介します。
テストの問題で出た際に、知っていれば一瞬で答えられるのに、知らないために答えられず悔しいっていう時ありますよね。
一見紛らわしいものほど、しっかりと理解しておきたいところです。
また、ライティングや英作文でも使える知識になるかと思うので、この際にまとめて確認しましょう!
それではどうぞ!
間違えやすい副詞や前置詞 5選
(1) My father often comes home ( late / lately ) at night.
「私の父はよく夜遅くに帰宅します。」
(2) She told me that she had met Duke two days ( ago / before ).
「彼女は私に、2日前にデュークに会ったと言いました。」
(3) I can’t drive a car, and my parents can’t, ( too / either ).
「私は車を運転しませんし、両親もできません。」
(4) I stayed in Kyoto ( until / by ) the end of the holidays.
「私は休日の最後まで京都に滞在しました。」
(5) The movie is very popular ( between / among ) young people.
「その映画は若者の間でとても人気があります。」
解答
(1) late
形容詞にly が付くと副詞になることが多いですが、その際に、形容詞とは意味が異なるものがあります。
late は「遅く」、lately は「最近」という意味です。
他にも、near「近くに」、nearly「ほとんど」、hard「熱心に」、hardly「ほとんど~ない」などがあります。
(2) before
agoは「今から~前」、beforeは「過去のある時から~前」を意味します。
問題文では、「私に言った時」には「すでにデュークと会っていた」ということなので、beforeが正解です。
さらに深堀すると、beforeは単独で用いられますが、agoは単独では用いられません。
I have seen her ago.とは言えず、I have seen her before.となります。
また、現在完了を使って「~日前から」などと言いたい時に、since ~ days agoと書いてしまいたくなりますが、現在までの動作や状態の継続を表す場合は、since ~ ago という形は避けた方が良いとされています。
He has been sick since three days ago. ではなく、He has been sick for three days.と表現しましょう。
(3) either
「~もまた…」といえば、何でもtooを使いたくなってしまいますよね。
しかし、「~もまた…」という場合、肯定文であればtooを、否定文であればeitherを使います。
If you don’t come, I will not go either. 「君が行かないなら、僕も行かない」という具合です。
ただし、これは上級知識ですが、形が否定でも意味が肯定であれば、tooを使います。
Won’t you come, too? 「君も来ない?」のような場合です。
また、くだけた会話では、否定に続いて「私も~ない」をMe neither.と言うことが多いです。
“I can’t sing well.” “Me neither ( I can’t either) ” 「私もよ」
(4) until
until と by もごっちゃになり易いですが、untilは「~まで(ずっと)」という継続を表し、byは「~までに」という期間を表します。
問題文は「休日の終わりまで(ずっと)滞在する」ので、untilが正解です。
We are going to stay here until Monday. 「月曜まではここに滞在するつもりよ。」
I have to be home by ten o’clock. 「10時までには帰らないといけないんだ。」
(5) among
betweenとamongはどちらも「~の間」という意味ですが、betweenは「(2つのもの)の間」、amongは「(3つ以上のもの)の間」という意味です。
問題文の場合は「若者たち」という3人以上の集団の中で、という意味合いなので、amongが正解です。
ただし、上級知識ですが、3つ以上の場合でも、その関係が個別的であればbetweenを使います。
Switzerland lies between France, Germany, Austria and Italy.のような場合です。
いかがだったでしょうか。
紛らわしいですが、一度しっかり理解してしまえば、間違えることは極端に減ります。
学校の先生は意地悪なので、生徒が間違えやすそうなところを選んでテストに出しますからね。(生徒への愛のムチですよ)
こういった紛らわしい所ほど、しっかり押さえておきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。