こんにちは、タカヒロです。
長期留学をする際、「大学の学生寮に入るか」、「シェアハウスや一人暮らしを選ぶか」は重要な選択の一つですよね。
学ぶ環境で留学生活は大きく変わっていきます。
そこでこの記事では、学生寮とシェアハウス、それぞれのメリットとデメリットを解説していきます!
この記事で分かること
・学生寮のメリットとデメリット
・シェアハウスのメリットとデメリット
筆者の経歴
2017~18年 イギリス University of Brighton MA TESOLへ留学
私はイギリス留学した際、最初の半年を学生寮に、後半の半年をシェアハウスに滞在しました。
この記事ではその体験を踏まえながら、それぞれのメリット、デメリットを比較していきます!
それではどうぞ。
Contents
長期留学は学生寮?シェアハウス?それぞれのメリット・デメリットは?
学生寮のメリット
① 大学から近く、生活環境が整っている
最大のメリットは大学から近い、もしくは直結しているということだと感じました。
海外の多くの大学では、大学の敷地内に寮があり、食堂、図書館、スポーツジムなども併設されているケースが多いので、大学の敷地内だけで生活を完結させて、とことん勉学に励むことができます。
生活環境は整っており、ベッドやタンスなど、大型生活用品を購入する必要もありません。
寮に住むことで勉強時間の確保は一番効率的に出来るかもしれません。
また、授業の空き時間があれば、ちょっと寮に戻って仮眠を取ったりすることも可能です。
② 自然に多くの友達が出来る
大概の学生寮は、それぞれ一人部屋はありますが、キッチンやリビングは共有になるケースが多いです。
共有スペースにはフラットメイトの友達も遊びに来たりするため、自分が社交的になりさえすれば、寮に住んでいるだけで友達を増やしていくことができます。
様々な年代、国や地域から来ている学生と自然と友達になれることは、学生寮の大きな魅力です。
色んな人と関われば、その分色々な価値観にも出会えます。
自分にはない価値観との出会いは、留学の醍醐味ですよね!
③困ったときにいつでもアドバイスを聞ける
留学中は生活について、普段の授業について、課題についてなど、悩みがたくさん出てきます。
学生寮に住んでいれば、気軽にフラットメイトに質問することが出来ます。
私の場合は、イギリス人のフラットメイトが4人いたので、課題のwritingを添削してもらったり、生活する上で便利なアプリを紹介してもらったり、イギリスの若者が使うスラングを教えてもらったりしました。
とても勉強になりましたし、助けられました。
寮のデメリット
①にぎやかすぎる
もちろん学生のみが暮らす寮ですから、にぎやかなのは当たり前なのですが、時ににぎやかすぎる場合があります。
学部生と大学院生を分けている大学もありますが、私の大学ではごちゃ混ぜでした。
つまり、フラットメイトには親元を離れて、これから遊び倒したい欲満々のティーンエイジャーも多くいました。
初めは一緒に騒いで楽しんで!という生活をしていましたが、徐々にそのテンションについていくのがつらくなり笑、落ち着いて勉強が出来る場所を望むようになりました。
特に週末のキッチンは大体クラブのようになり、夜遅くまで騒いでいるフラットメイトもいました。
その気持ちも分からなくはないので何とも言えないところはあります。
しかし、大学院生の自分としては「週末の時間も有意義に研究に当てたい」と考えていたので、ティーンエイジャーのテンションとはギャップを感じるようになりました。
一緒にただ楽しんで暮らしたいというのであれば寮はおすすめですが、「落ち着いた自分の時間もしっかり作りたい」と思うと、それに適さない寮もあるかと思います。
希望する大学の学生寮は学部生と大学院生が別々であるかどうかはチェックしておいた方が良いです。
続いてシェアハウスに移ります!
シェアハウスのメリット
①「その国で生活している感」を存分に味わえる
街中のお家に住むことで、「その国で生活している感」を満喫できます。
学生だけでなく、様々な人の中に混ざり合って生活することで、寮では味わえないその国の文化に出会えます。
フラットメイトも学生とは限らないので、さらに様々な価値観に出会える可能性があります。
イギリスの場合、街中であれば近くにパブもあるでしょうし、イギリスでの生活のリアルを体験できます。
引っ越しに関する手続きは大変かと思いますが、その苦労も含めて「その土地で住所を持って暮らす」という貴重な体験になります。
②自由が利く
学生寮は料金も決まっていますし、食事付きであれば食事も決まっています。
シェアハウス生活では全部自分で決めることになるので、自由が利きます。
私の場合は、友達と5人で一軒の家を借りていました。
その結果、大学の寮と比べて自分の部屋やリビングなど生活スペースは広くなったにも関わらず、家賃は月£200程度安くなりました。
その分のお金で自由に食事をしたり、交際費にあてたりしていました。
また、寮に比べて圧倒的に落ち着いた学習環境を手にすることが出来ました。
シェアハウスのデメリット
①フラットメイト次第で言語環境は変わる
留学中、色々なシェアハウスに遊びに行きましたが、フラットメイト次第で使われる言語が変わります。
やはり中国人が複数いるフラットでは中国語がメインで使われ、ポーランド人が複数いるフラットではポーランド語がメインで使われていました。
「同じ文化を持つ人たちの方が生活にギャップも少ないし、住みやすいから…」と日本人のいるフラットに入ると、
英語でやりくりしなくてはいけない場面が減ってしまい、下手をしたらほぼ英語を使わずに生活できてしまうかもしれません。
逆にイギリス人達と生活することができれば語学力を大幅に上げるチャンスになります。
「誰とシェアするのか」ということには慎重になった方が良いです。
自分のイメージと合う方を選んでいこう
学生寮とシェアハウス、どちらに住むにせよメリットとデメリットはあります。
色々な情報を見たうえで、どちらが自分の留学イメージに近いのかで判断していきましょう。
留学の大きな目的は何なのか、多くの友達を作ってエンジョイすることなのか、学問を修得することなのか、その目的に合うように住まいを決めると良いかと思います。
このブログでは、英語学習や留学に関して役に立つ情報を発信しています。
こちらの記事も是非合わせてご覧ください。
-
【イギリス大学院への準備】合格後、渡英までにしておきたいこと5選
続きを見る
続きを見る
【イギリス大学院留学】純ジャパ生の英語力はどのように伸びていくか
素敵な留学ライフになることを願っております!
最後までお読みいただきありがとうございました。ではまた!