こんにちは、タカヒロです。
そうした疑問にお応えしていきます!
日本では英語を日常で使うことは滅多になく、勉強のモチベーションを保つことは大変ですよね。
「教材を購入してやる気はあるはずなのに、いざ取り組み出すと三日坊主になってしまう…」というケースをよく聞きます。
そこでこの記事では、英語の勉強が続かない4つの主な原因とそれぞれの解決策をご紹介していきます。
この記事の内容
・英語の勉強が続かない4つの主な原因
・それぞれの解決策
筆者の経歴
・中高教員 12年目
・イギリス大学院 MA TESOL(英語教授法 修士)
・独学で英検1級を取得
それではどうぞ。
Contents
英語の勉強が続かない主な4つの原因と解決策
英語の勉強が続かない主な原因は、大きく以下の4つが考えられます。
①:目的・目標がはっきりしていない
②:学習環境が整っていない
③:自分に合った教材を選べていない
④:取り組む手順が違っている
原因①:目的・目標がはっきりしていない
日本で英語を学習する場合、目的・目標をはっきりさせてモチベーションを保つことが重要です。
漠然と「英語が出来るようになりたい」と思ったままでは、取り組むべきことがぼやけてしまう恐れがあります。
「なぜ時間を掛けてまで英語を習得したいのか」を認識することが、勉強を継続するモチベーションとなります。
解決策① 学習の目的・目標を書き出し、可視化する
なぜ英語を勉強し直すのか、目的や目標を書き出してみましょう。
紙に書き出すことで、自分の想いを可視化することができます。
・海外旅行で気兼ねなく英語でやり取りができるようになりたい
・たまに職場のお店に訪れる外国人とコミュニケーションをとりたい
・ホームステイを引き受けてみたい
・数年後に留学へ行きたい
・子供に英語を学ばせる手前、自分もある程度学び直しておきたい
・英語で映画を観られるようになりたい
このように「なりたい自分」をイメージしてみると、具体的にやるべき勉強が見えてきます。
解決策② 試験に申し込んで、短期目標を作る
英検やTOEICなどの試験に申し込んでみることで、短期的な目標を作ることができます。
「3か月後に英検2級を受験する」といったように具体的な目標が定まると、「今週やるべきこと」「今日にやるべきこと」が見えてきます。
英語の勉強は積み重ねであるため、短期的な目標に向けて一つ一つ理解を広げていくことが成果に繋がっていきます。
また、試験を受けることで自分の英語力を客観的に把握することができるため、半年に一回など定期的に申し込んでみることがおすすめです。
原因②:学習環境が整っていない
日本で暮らしていると、日常の中で自然に英語に触れることは難しいです。
「毎日19時頃に帰宅して、英語を勉強する時間は作れるはずなのに、気が付くとYouTubeを見てしまっている…。」
そうした状況を避けるためには、意識的に学習する環境を整えて、英語を勉強する時間を確保する必要があります。
解決策① スキマ時間に行うことを決める
通勤時間や入浴中など、スキマ時間にできる具体的なこと決めて、日常の中に英語の勉強を溶け込ませましょう。
・通勤時間に単語アプリを15分間行う
・入浴中にリスニングを10分間行う
・就寝前に単語帳を10分間音読する
このように、具体的に行うことを決めて、行動に移しやすくすることがポイントです。
具体的にやることを決めておくことで、学習を習慣化しやすくなります。
スキマ時間の積み重ねが、やがて大きな差になってきます。
※とある知り合いの先生の話
とある知り合いの先生は、雨の日以外は勤務先の最寄りから一つ前の駅に降りることにしているそうです。
そうすることで「毎朝30分のウォーキング+英語のリスニング」の時間を確保しているそうです。
こちらの記事では「スキマ時間の活用に便利なアプリや教材」をご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
【関連記事】スキマ時間の英語学習に使える超おすすめアプリ・教材5選
解決策② 学習記録アプリを利用する
Studyplusなどの学習記録アプリを使って、学習の軌跡を残していきましょう。
今はアプリで手軽に学習記録を残せるので便利です。
自分の学習時間を把握することで、「この時間はもっと英語の勉強に使えそうだ」といったように日常時間のやり繰りを見直すことができます。
自分で記録したデータは嘘をつきません。
「データの入力が出来ない」ということは「勉強出来ていない」ということを意味します。
「学習アプリへの記録を意地でも行う!」と決めてしまうことが、学習を継続させることに繋がってきます。
原因③:自分に合った教材を選べていない
自分に合った教材を選べていないことが、学習が続かない原因かもしれません。
自分にとって簡単すぎるとモチベーションが上がらず、難しすぎると勉強自体がしんどくなってしまいます。
自分にとって簡単すぎでも、難しすぎでもなく、程よい負担を掛けられる教材を選んでいく必要があります。
解決策① やり直しに適した教材から始める
難しい教材を選んで、「分からないことが多すぎる」と続かなくなってしまいます。
どこから選べば良いのか分からない場合は、まずはやり直しに適した教材から始めましょう。
徐々に自分に程よく負荷を掛けられる教材を選んでいくことがポイントです。
例えば、「DUO3.0」という単語帳は効率よく実用的な単語が学べて超おすすめですが、初心者向けの教材ではありません。
DUO3.0は英検準2級ほどの力がないと難しく感じてしまい、勉強が続かなくなってしまう恐れがあります。
一からのやり直しに適した教材はこちらの記事にまとめています。
こちらの教材を参考にして、徐々にレベルを上げていきましょう。
【関連記事】【まずはコレ!】英語初心者がイチからやり直す際のおすすめ本15選
解決策② Twitterで自分が目標にしたい方をフォローする
Twitterで自分が目標にしたい方をフォローすることも有効です。
ポイントは自分の英語力の少し先を走る方をフォローすることです。
その方が使っている教材や実践している勉強法を真似てみましょう。
原因④:取り組む手順が違っている
英語の勉強をやり直す際には、ある程度の手順があります。
例えば、中学文法の理解が怪しいままオンライン英会話に取り組んでも、理解が曖昧なままレッスンを重ねていってしまいます。
アウトプットすることで英語は使えるようになっていきますが、その前段階として十分なインプットが必要となってきます。
解決策① まずは基礎力を付けることに時間を掛ける
まずは基礎力を付けることに時間を掛けましょう。
中学英語がある程度理解できていなければ、オンライン英会話にチャレンジしても分からないことが多く出てきてしまい、学習を継続することは難しいです。
焦らずスモールステップで出来ることを増やしていくことで、学習が継続していくようになります。
一からやり直す場合の詳しい学習手順はこちらの記事で解説しています。
【関連記事】【英語のやり直しは何から始める?】脱初心者へのおすすめ手順を解説
解決策② 英語コーチングを利用する
ジムで専属トレーナーを付けられるように、英語学習にも自分専属のコーチを付けることができます。
プロコーチに並走してもらうことで、自分の力に合った取り組み方を提案してもらえます。
初心者向けのコーチング6選
こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
【関連記事】初心者におすすめの英語コーチング6選【メリット・デメリットも解説】
継続は力なり!行動に移していこう
この記事では英語の勉強が続かない原因とその解決策をご紹介しました。
①:目的・目標がはっきりしていない
②:学習環境が整っていない
③:自分に合った教材を選べていない
④:取り組む手順が違っている
一人一人英語の勉強が続かない原因は異なり、解決方法も異なります。
自分の学習を振り返りながら、学習を継続するための具体的な行動をしていきましょう!
こちらの記事でも、社会人の方向けに英語のやり直しに役立つ情報を紹介していますので、是非合わせてご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた!