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オーストラリアに滞在して、真の「豊かさ」とは何かを考え直してみた

こんにちは、タカヒロです。

勤務校のホームステイ引率で、オーストラリアのブリスベン近郊にあるブライビーアイランドに来ています。

 

海と緑と生き物たちがうまく調和していて、ゆったりと時間が流れているリゾート地です。

先日までの忙しない日々が嘘かのように、穏やかな時を過ごしています。

 

この地での人々との触れ合いや、これまでの日常を振り返り、ぼーっと海を眺めながら、真の「豊かさ」って何なんだろうと、考え直しました。

 

備忘録的な記事です。興味のある方のみ読んで下さいませ。

 

 

オーストラリアに滞在して、真の「豊かさ」とは何かを考え直してみた

 

この2週間の滞在で何よりも感じたことは、この地には「不機嫌な人がいない」ということです。

 

実際にはいるのかもしれません。

 

しかし、この地で出会った先生方、生徒達、ホームステイ先のご家族、タクシー運転手、カフェスタッフ、散歩している人、、、みんな笑顔で気持ちよく接してくれます。

 

決して物質的に超豊かなわけではないのに、みんな今ある生活を存分に楽しんでいるように感じます。

 

「豊かさ」って何なんだ…。

 

改めて考えてみると、日本で暮らしている内に、「知らぬ間に様々なものに振り回されていたな…」と気付きました。

そして、それらのことからなるべく振り回されないことが、真の豊かさに繋がるのではないかと感じました。

 

 

①「お金」に振り回されない

 

知らぬ間にお金に振り回されていました。

新NISAを活用してどれくらい積み立てていくかとか、老後の生活にいくらは必要だとか、お金に関するニュースで溢れています。

 

確かにお金があれば豊かな生活がしやすくなることは間違いありません。

しかし、どこか「たくさんのお金を得ること」に縛られて、または「お金持ち=豊か」という錯覚に陥って、お金が本来持つ役割を見失っていました。

 

もともとはお金の役割はとてもシンプルで、「誰かをハッピーにするから、お金がもらえる」ということです。

 

タクシーにせよカフェにせよ、気持ちよく接客をして、お客さんにハッピーになってもらう。

だからこそお客さんも気持ちよくお金を払う。

お金が動く際には必ず「人」がいて、「モノ」「サービス」に対してのみお金を払っているわけではない

 

モノを売っていたり、サービスを提供してくれている「人」に感謝して、お金を払います。

だからこの地では、お金を払う側もお金を払いながら「Thank you, Have a good day.」と気持ちよく挨拶をしています。

 

そうしたことをみんなが自然と行っているから、みんなが気持ち良い空間になっているのかなと感じます。

 

本来は「お金を使う」ということは「自分も相手もハッピーになる」ということ。

そう考えると、「お金を貯める豊かさ」と同じくらい「お金を使う豊かさ」も大切なのかもしれません。

 

 

②「情報」に振り回されない

 

日本での日常を振り返ってみると、情報に振り回されていました。

 

なぜか必死にSNSをチェックしたり、自分には直接関係のない芸能人のゴシップニュースをチェックすることに時間を割いていました。

何をチェックしたのか次の日には覚えてもいないのに、なぜか必死に情報を得ようとしていました。

そして、たまにiPhoneが示してくれるスクリーンタイムの時間を見ては愕然としていました。

 

こちらでの生活が始まってから、無駄に情報を得ようとすることが極端に減りました。

そして、必死に情報を得ようとしなくても大丈夫なことに気付きました。

というよりむしろ心地よい。

 

これまでスマホのスクリーンに向き合っていた時間が、現地の人と話をしたり、海を眺めながら色々と思考を深めるような時間になりました。

 

 

自分に関係のない情報を得るということは、その代わりに今できる大事なことを見逃しているということかもしれません。

 

情報に溢れかえっている世の中であるからこそ、情報をしっかり自分から取捨選択していくことが、「今」を豊かにすることに繋がるのだと思います。

 

 

③「周り」に振り回されない

 

自分も含め、日本人はまだまだ周りを気にし過ぎています。

 

「周りと違ったらどうしよう」「みんながやっているから…」

 

そんな価値観に縛られて、自分を出せずにいる人も多いはずです。

 

確かに「空気を読む」ことも日本で生活する上では必要です。

しかし、空気を読むことを優先しすぎて、自分の個性を発揮できないのは本末転倒です。

 

オーストラリアは移民の国であり、お互いの違いを認め合って暮らしています。

今回の生徒のホームステイ先も、インド系のご家族、スウェーデン出身のご家族など様々です。

それぞれバックグラウンドや家庭での文化は違いますが、みんながオーストラリアでの生活を楽しんでいます。

自分たちを大事にすると同時に、他人も大事にする。

そうした価値観がこの地にはあるように思います。

 

 

もっともっと自分のライフスタイルを大事にして、人それぞれの生き方を認めていく

そうしたことが、自分も他人も豊かな生活を送る上で必要不可欠だと思います。

 

 

自分の考える豊かな生活を追求していこう

 

この滞在では、日本とオーストラリアのどちらが良いということではなく、改めて「豊かさ」って何だろうかと考えさせられました。

必ずしも「モノ」や「お金」や「情報」がたくさんあることが「豊か」ではないかもしれません。

 

朝晩は散歩をして自然を満喫したり、土日は家族と海沿いでBBQをしたり、どんな仕事でも誰かをハッピーに出来るように振舞ったり…。

「今ある生活を楽しむこと」「自分が送りたいライフスタイルを追求していくこと」が豊かさに繋がるのだろうと思います。

人によって「豊かさ」の価値観はそれぞれ違うため、自分の考える豊かな生活を追求して、みんなでハッピーになっていきましょう。

 

それではこの旅最後のサンセットを見に行ってきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ではまた!

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