こんにちは、タカヒロです。
30歳になった記念に、自分の人生史上、最高の靴を手に入れました!
それがこちらです。
Loakeという老舗革靴メーカーの靴です。
Loakeは革靴の聖地と言われているイギリスのノーサンプトンで生まれたメーカーです。
チャーチや、クロケット・ジョーンズ、チーニー…などなど、イギリス製の良い革靴メーカーは沢山あるのですが、僕は今はまだそこまで日本で出回っていないLoakeというメーカーにしました。
僕は何としてもイギリス製の革靴が欲しかったのです!
Made in Englandを身に付けたかったのです!
それはなぜか、、、「イギリスに強い憧れを持っているから」です。
「少しでも英国紳士に近づきたい、、、こういった靴が似合う男になっていきたい、、、!」
そんな思いから購入しました。
同じように、なぜかイギリスに憧れるという方は多いのではないでしょうか?
他の国を否定するつもりは全くないのですが、なぜかイギリスに惹かれてしまいます。
そこで今回は、なぜ多くの人がイギリスに憧れるのか、その謎を解明すべくイギリス人の特徴を探究していきます。
筆者の経験
・大学3年生でオックスフォードへ1ヵ月語学留学に行き、イギリス好きになる。
・社会人5年目にブライトンへ大学院留学し、憧れだったイギリス生活を満喫する。
・帰国後、買うもののmade in Englandの割合が高くなる。
※なお、この記事に書かせていただいた特徴はあくまで個人の主観的なものであり、イギリス人が一般的にこうだと決めるものではありません。ご了承ください。
Contents
【イギリス人の特徴】多くの日本人がイギリスに憧れるのはなぜか!?
僕が留学を通して感じたイギリス人の特徴は以下の4点です。
①:マナーを重んじる
②:皮肉めいたユーモアが好き
③:知的好奇心が高い
④:シンプルなライフスタイルを追求している
順番に見ていきましょう!
①:マナーを重んじる
イギリスと言えば、やはりジェントルマンの国です。
マナーを重んじる風習は今なお残っています。
ちゃんと並ぶし、ドアを抑える
イギリス人はきちんと列を作って並びます。
イギリスでは並ぶ列のことをqueue(キュー)と言いますが、queueに割り込みをする人はほとんどいません。
割り込みしたとしたら、決まって嫌な顔をされるでしょう。
きちんと並ぶことがマナーだからです。
また、ショッピングモールなどの入り口では、後ろに続く人のためにドアを抑えてあげるのがマナーです。
抑えてあげたお返しに、爽やかな笑顔で「チアーズ」(イギリス版のありがとう)と言ってもらうと、心が晴れやかになります。
素敵な文化です。日本にないのが残念!
プライバシーを大切にする、フレンドリー過ぎない
イギリス人には「プライバシーを大切にして、相手に迷惑をかけない」というマナーがあるようです。
確かに、初対面でいきなりズカズカとプライバシーに関することを聞いてくることはないかと思います。
相手の様子を伺いながら話をしていくうちに、徐々に心を開いていく、という印象です。
いきなりフレンドリー過ぎず、かといって社交性も兼ね備えている人が多い点も◎!
また、何かを相手に伝える時には、ダイレクトな言い方よりも、相手が傷つかないように配慮してオブラートに包みながら伝えることが多いです。
イギリス人は優しいんですよね。
②皮肉めいたユーモアが好き
イギリス人はストレートな表現よりも、皮肉めいたユーモアで婉曲した表現を好みます。
例えば、イギリス人は天気の話が好きなのですが、「イギリスは年間367日雨が降る」とさり気なく誇張してみたり、「気象予報士の仕事は、“今日は曇り時々雨、時々晴れでしょう”という予報をどれだけ変化をつけて言えるかだ」と言ったりします。
どこか表現に奥ゆかしいところがあって、知的に笑いを取ろうとするところが個人的にはとても好きです。
こちらの本は、イギリス人らしさについて、イギリス人の著者が知的なユーモアたっぷりに解説しています。
イギリス好きの方は是非チェックしてみて下さい。
③:知的好奇心が高い
僕がイギリスの生活は良かったなあと感じる理由の一つは、「知的な刺激でいっぱいの生活だった」からです。
イギリスの文化自体が知性に前向きで、知的好奇心が高めなイギリス人が多いです。
哲学や芸術など知的な話題になっても、「気取っている」なんて思う人はいませんでした。
日本では、飲み会の際に小難しい話をしたとしたら「粋がっている」「気取っている」というように思われがちです。
しかしイギリスでは、パブで友達と飲んでいて、気が付いたらディスカッションのようになっていた、なんてことが良く起こります。
イギリスでは個性を大切にしている、一人一人が何かのスペシャリストになることを目指して教育されていることの結果なのかもしれません。
④シンプルなライフスタイルを追求している
イギリス人には、シンプルなライフスタイルを追求している人が多いです。
物的にも、精神的にも基本はシンプルなのです。
質の高いものを大切にする
お値段が多少はっても、長く使えるものを好みます。
質の高いものを大切にする傾向があります。
休日の街ではヴィンテージ・アンティークマーケットが行われ、多くの人で賑わいます。
ファッションにおいても、見た目・デザインが一過性ではないものを好み、ベーシックで自分なりの味やストーリーを付けていけるものを着ます。
アメリカに代表されるファストファッションのような大量消費の考えとは対極にあるように思えます。
どちらが良い悪いというわけではありませんが、物を大切にするイギリス人の感覚は素敵です。
華美や贅沢を求めすぎない
生活においても、華美や贅沢を求めすぎることなく、質素な生活を心がけている人が多いです。
「必要以上に時間を掛けて働いて、お金を得る必要はない。大事なことは、自分の好きなことをする時間を冒されないこと。」
といった価値観を持った人が多いため、平日は17時まで働いて、それ以降は自分の時間、家族との時間を楽しむというシンプルなライフスタイルを送っています。
僕がしばらく暮らしていた海辺の街ブライトンでは、金曜の午後15時くらいになるとビーチに人がわんさか集まってきて、ビールを飲み始めます。
「あれ?みんな仕事は!?」と疑問に思う所ですが、「金曜の午後は早上がりさ!週末をエンジョイしようぜ!」
そんな雰囲気で、自分の時間を大切にしています。
休日に働くなんてもってのほかですね。
そんな感じで、人々が仕事に追われて生き急いでいない、リラックスしながら等身大の生活をしているところが、個人的にとても好きです。
まとめ
まとめると、イギリス人の特徴として
①マナーを重んじる
②皮肉めいたユーモアが好き
③知的好奇心が高い
④シンプルなライフスタイルを追求している
ということが挙げられます。
このような特徴から、イギリス人に憧れる日本人が多いのかもしれません。
イギリスは日本と同じ島国ですが、国民性としては全然違う所が多いですね!
しかし、本質的には、お互いに「独自の文化・歴史を大切にしている」という共通認識、親近感のようなものがあって、それらがゆえに「日本人のイギリス好き」を生んでいるのかもしれませんね。
僕はLoakeの靴を大切にしながら、イギリス人らしさを持った日本人を目指していきたいなあと思います。
長い人生、自国の国民性や価値観だけに縛られて生きていくのはもったいないですからね!
お気に入りの国を見つけて、なぜその国が魅力的なのか、その国の国民性はどう違うのかを探究してみると、自分にとってより豊かな生活を送ることに繋がるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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