こんにちは、タカヒロです。
この記事ではそうした疑問に対し、30歳で公立教員を退職した筆者の経験をもとに答えていきます。
この記事の内容
・教員を退職して後悔しているか
・後悔しないためにはどうすればよいか
筆者の経歴
・公立中学 正規教諭 6年
・県立高校 正規教諭 2年
・私立大学 非常勤講師 2年目
Contents
教員を退職すると後悔する?30歳で辞めた僕は一切の後悔なしです。
退職したことを振り返る機会もありますが、
正直、
教員を辞めたことには一切後悔していません。
僕は【正規教諭から非常勤講師に成り下がる】決断をしました。
大学勤務へチャレンジするには、自分には非常勤のステップを踏むことが必要だと考えたからです。
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【ご報告】人生で最大のチャレンジを始めます。
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また令和の時代、組織に縛られず自由に働く教員がいてもいいじゃないかと考えました。
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【教員の新しい働き方】フリーランス教師という選択の可能性
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正規教諭を辞めたことで、以下のものを失いました。
・安定感
・不自由ない収入
・権威性、社会的信用
・生徒との深いかかわり
しかしその反面、非常勤講師となって以下のものが得られました。
・自分のやりたいことに使える圧倒的な時間
・自由に働く感覚
・チャレンジ精神
・ワクワク感
これらの得たものが自分とって非常に大きく、人生を確実に面白い方へ動かしているように思えます。
コンフォートゾーンからはみ出し、自分の人生を歩み出した感覚があります。
壮大なアドベンチャーが始まったようなワクワク感でいっぱいです。
詳しくはこちらの記事に書いた通りです。
非常勤講師の働き方が気になる方はこちらをご覧ください。
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正規教員から非常勤講師になって感じたこと【非常勤の実態を解説】
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教員として過ごした20代の日々も一切後悔していない
では教員として過ごした日々を後悔しているかというと、これも一切後悔していません。
むしろ20代での経験が、今の自分を作ってくれたと思えます。
振り返ってみると、20代は「自分は何が得意なのか」「将来何のスペシャリストになっていきたいのか」を探る期間だったのだと思えます。
もともと、20代は教育現場でがむしゃらにでも働き続けようと心に決めていました。
中学校に勤務していた頃は【残業月120時間 + 土日は部活で終了】という日々でした。
僕だけが特殊だったわけではなく、周りの先生方も同じように、言葉通り必死に働いていたので、「僕も頑張らねば!」と思って勤めていました。
高校で勤務していた頃も、サッカー部の副顧問をしていたため土日は部活三昧でした。
プライベートの時間が上手く取れず、イライラしていた時期もかなりありました。
正直働き方は散々でしたが、周りの先生方からたくさんのことを教えてもらえ、成長させてもらいました。
その中で、僕の場合は「英語教育で一本通してやっていきたい」と思えるようになりました。
学校現場で奮闘する日々も、教員でしか経験できないことであり、一切無駄にはなりません。
必死に働く中で、自分がどういった方向に進んで行きたいのか、どういった暮らしをしていきたいのかが見えてくるのだと思います。
教員を退職するか悩んだ際、後悔しないためにどうすればよいか
では本気で教員を退職することを考え出した場合、後悔しないためにはどうすればよいのでしょうか。
以下のようなステップが必要になると思います。
①どんな違う道があり得るのか、情報を集める
②方向性が決まったら、働きながらスキルを身に付ける
③辞めたいと思った時の年度末に、スパッと辞める
どんな違う道があり得るのか、情報を集める
まずは情報を集めましょう。
学校で勤務していると、学校外のことが見えづらく、周囲の教員の価値観に左右されがちになります。
一度しっかりと自分を外へ出して、自分の市場価値を図ってみることはとても重要です。
まずは転職エージェントを利用して情報を集めることがおすすめです。
無料カウンセリングを受けるだけでも、自分に合いそうな職職種を紹介してもらえ、視野が広がります。
たくさんの選択肢を検討し、その上で自分がどういった道を進んで行きたいのかを考えていきましょう。
転職活動をしたうえで「やっぱり教員を続けよう!」という結論に至っても、その行動を起こしたことに価値があり、その後の働き方にも影響してくるはずです。
僕の場合は、大学へ8つエントリーシートを送り、7校からお祈りメール(不採用通知)、1校から面接選考への知らせが届きました。
常勤ポジションは全滅。非常勤講師でやっと一校から良い返事がもらえました。
とりあえず履歴書を送ってみたことで、
「あ、今の自分では大学常勤は受からず、非常勤になるしか大学へ行くチャンスはないな」と自分の市場価値を図ることが出来ました。
方向性が決まったら、働きながらスキルを身に付ける
進みたい方向性が決まったら、働きながら必要なスキルを身に付けていきましょう。
いきなり辞めず、水面下でスキルを身に付け始めておくことが重要です。
例えば以下のようなスキルが挙げられます。
・プログラミング
・英語学習
・ブログの開設
・動画編集
忙しい合間を縫ってでも、自分の人生のことを考えて、転職に生きるスキルを身に付けていくことが、後悔しない選択をするために重要です。
僕の場合は、一年間休職をしてイギリス大学院でMA TESOLを修得したことが退職をする上での最大の武器になりました。
MA TESOLが修得出来なければ、大学で勤めることはほぼ不可能ですから、退職を考えることは出来なかったように思います。
教諭でいるうちに、その待遇の良さを生かしてスキルを身に付けましょう!
退職しても食べていくに困らない後ろ盾は必要です。
辞めたいと思った時の年度末に、スパッと辞める
退職の意思が固まり、必要な最低限のスキルも身に付いたのであれば、自分が辞めたいと思った時の年度末にスパッと辞めましょう。
10月までであれば、次年度の人事異動が動き出す前のため、話がスムーズに進みやすいです。
早めに校長先生の元へ相談に行きましょう。
正直、そこで周りを気にしていたらキリがありません。
自分の選択には責任を持つ必要がありますが、その分タイミングも自分で決めるべきです。
ズルズルしてしまうと自分が退職のタイミングを逃すことになってしまいます。
真剣に考えた上で辞める結論を出したのであれば、周りに口出しされる筋合いはありません。
口出しをしてくる周囲の人が、自分の人生を保証してくれるわけではありませんからね。
僕は二年担任をしていた年度末に退職しました。
三年担任が自動的に決まっていた中だったので「もう一年やればキリがいいのに…?」と多くの先生から声を掛けられました。
それでも自分が辞めたいタイミングはその時の年度末だったので、辞める決断をしました。
・本当に退職をする意思が決まっている
・必要な最低限のスキルを身に付けている
のであれば、ズルズルせずに大胆に行動をしましょう。
一度きりの人生、自分が主人公でいるべき
職業は教員だけではありませんし、いくらでも転職は可能です。
転職してみて、「やっぱり自分には教員が合っている」と思えば、またやり直すこともできます。
「人生は一度きり」ということは変わりません。常に自分が主人公でいるべきです。
「やりたいことがある」「学校以外でも働いてみたい」
そうした思いがあるのであれば、多少のリスクを冒してでもチャレンジした方が良いと思います。
言語化することで思考は進みます。
教員を続けるか悩んでいるのであれば、外部に言語化して自己分析してみることも有効です。
転職エージェントでは無料でカウンセリングをしてくれます。
無料相談をして言語化することが、行動を起こすための第一歩になります。
まずは言語化して自己分析をしてみましょう。
後悔しないよう自分に素直に、より前向きな選択をしていきましょう!
こちらの記事も是非合わせてご覧ください。退職後の非常勤としての生活をご紹介しています。
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最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!