英文法 英語学習

【中学英文法のまとめ】第2回 基本的な助動詞5つの意味を抑えよう!

2020年8月4日

こんな方におすすめ

  • ざっくりと中学英文法の基礎を総復習したい
  • 英語を話す上で欠かせない文法のベースが欲しい
  • 3分で読めるような記事で、無料で復習したい

 

このような方に向けて、中学英文法のコアな部分をギュギュっと凝縮して【全14回】でお伝えしていきます。

こちらの記事に14回の概要がまとまっています。

【無料でやり直し】元教員が中学英語の基礎文法を分かりやすく解説

続きを見る

 

 

第2回の今回は、基本的な助動詞5つの意味と、よく使う日常表現について確認していきましょう。

 

こちらから助動詞のまとめプリントをダウンロードできますので、ぜひご活用下さい。

 

それでは見ていきましょう!

 

【中学英文法のまとめ】第2回 基本的な助動詞5つの意味を抑えよう!

 

第1回では、動詞の種類について確認をしました。

英文を作る上で動詞は欠かせません。

しかし、「動詞」単体だと、swimは「泳ぐ」、speakは「話す」というように、その動作を表す意味しか出せません。

 

そこで、助動詞と動詞をセットで使うことで、

「話す」→「話すことができる」、「する」→「しなければならない

のように、動詞に様々な意味を加えて表現することが出来ます。

 

助動詞を使うことで、一気に表現の幅が広がりますね!

 

助動詞の基本

 形:主語+助動詞動詞の原形

 

まず、助動詞と動詞は必ずセットで使います。

動詞の意味を助けるのが助動詞です。動詞の隣にいないと助けられません。

 

Ex)    I play soccer.

→ I can play soccer very well.

 

また、主語が何であろうが、動詞は原形になります。

 

原形とは、sやedなどが付いていない元の形のことです。

 

疑問文、否定文にしたいときはbe動詞のルールになります。

be動詞のルールって何だっけ?という方は第1回のこちらの記事でご確認下さい。

 

 

疑問文にする場合は助動詞を先頭に出し、否定文にする場合は助動詞の後ろにnotを置きます。

 

基本的な助動詞5つの意味

 

次に、基本的な助動詞の5種類について抑えましょう。

どんな助動詞があり、どんな意味が付け加えられるのでしょうか。

 

 

とりあえずこの5種類を使いこなせるようにしましょう。

 

他にもありますが、この5種類を知っていればひとまずOKです。

 

EX)It may rain tomorrow.         「明日は雨が降るかもしれない。」

EX)  You should watch "weathering with you". 「天気の子は見るべきだよ。」

 

must とhave toは日本語にすると同じ「~しなければならない」ですが、mustの方が強制力が強いとされています。

You must study. は「勉強しなさい」のように命令に近いニュアンスなのに対し、

You have to study.は「勉強しないといけないね」くらいの客観的にアドバイスをしているニュアンスです。

 

 

助動詞を使った日常表現

 

最後に、使用頻度の高い、知っておくと便利な日常表現を抑えていきましょう。

 

 

 

③④の書き換えなどは、高校入試でよく問われるポイントでもあります。

 

Ex) Will you open the window?  = (  Please  )  open the window.

このように両方、ほぼ同じ意味として表現することができます。

 

なお、友達同士や、先生が生徒にお願いする場合はWill you ~?/ Pleaseで良いですが、ビジネスシーンや、目上の人に対してお願いする場合はCould you ~?/ Would you ~?「~してくださいませんか?」というより丁寧な表現を使いましょう。

 

 

( 余談ですが、私の県では県立高校入試で、Let's (             )となっていて、startを埋めるという問題が出ました。

Let'sの後ろは動詞の原形が続くので、startが正解なのですが、採点していると、ちらほらstartingと解答した生徒がいました。

これはひょっとしたら、テレビでリンゴちゃんが「ミュージック、スターティン☆」と言っていた影響なのでは・・・!?  )

 

また、⑤⑥に関しては特に注意が必要です。

mustとhave toは否定文にすると意味が変わります。

mustn'tは「~してはいけない」という禁止を表しますが、don't have toは「~しなくてもよい」という不必要の意味です。

 

伝わり方が全く異なりますので、注意してください。

 

なお、have toに関しては疑問文「Do (Does)  主語 have to~?」、否定文 「don’t (doesn't) have to ~」と、一般動詞のルールとなります。

 

EX) You must not go there now.   「今そこに行っちゃだめだよ。」

You don't have to go there now. 「今そこに行く必要はないよ。」

 

 

確認問題

 

それでは確認問題です。

 

Q1、He (      )(       ) both English and French!

「彼は英語もフランス語も話すことができるのよ。」

Q2、Do I (      )(     ) do it now?

「今それをしなきゃいけないの?」

 

 

【解答】

Q1、He (   can   )(  speak  ) both English and French!
「彼は英語もフランス語も話すことが出来るのよ。」

Q2、Do I (  have  )(  to  ) do it now?
「今それをしなきゃいけないの?」

 

【今回のポイント使った一言フレーズ】

Can I have a Medium Latte, please. 「Mサイズのラテをお願いします。」

 

だいたいカフェやレストランで注文する際は「Can I have ~ 」(~もらえますか?)が便利フレーズです!

助動詞が使えるようになるだけで、動詞の意味合いをバリエーション多く表現できるようになります。

まずは基本的な助動詞5つの意味とよく使う日常表現を抑えて、徐々に細かいニュアンスの違いを学んでいくことがおすすめです!

 

こちらの助動詞のまとめプリントで、ぜひ復習してみて下さい。

 

次回は文型についてです。

【中学英文法のまとめ】第3回 5文型の基本を抑えよう!

続きを見る

最後までお読みいただきありがとうございました!

スポンサーリンク

-英文法, 英語学習

© 2024 TAKA blog