こんな方におすすめ
- ざっくりと中学英文法の基礎を総復習したい
- 英語を話す上で欠かせない文法のベースが欲しい
- 3分で読めるような記事で、無料で復習したい
このような方に向けて、中学英文法のコアな部分をギュギュっと凝縮して【全14回】でお伝えしていきます。
こちらの記事に14回の概要がまとまっています。
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【無料でやり直し】元教員が中学英語の基礎文法を分かりやすく解説
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今回のテーマは「接続詞」です。
これまでで、動詞の働き、文の基本的な形などをみてきました。
文には主語(S)+動詞(V)があり、そこに目的語(O)や補語(C)が続くのでした。
こちらから接続詞をまとめたプリントがダウンロードできますので、是非ご活用ください。
それでは見ていきましょう。
Contents
【中学英文法のまとめ】第4回 接続詞の種類と訳し方を確認しよう!
接続詞は大きく分けると、等位接続詞、従位接続詞の2種類に分かれます。
なんだか難しい言葉ですね…。
順番に見ていきましょう。
等位接続詞・・・語と語、文と文を同じレベルでつなげる
語と語、文と文を等しいレベルで繋げるので、等位接続詞と言うのですね。
ex) I like baseball and soccer. 「私は野球とサッカーが好きだ。」
ex) This book is easy, so I can read it. 「この本は簡単だから読める。」
上の文はbaseballとsoccerの語と語を、
下の文はThis book is easyとI can read itの文と文を等しいレベルで繋げています。
等位接続詞はお馴染みの単語が多いですね。
従位接続詞・・・文と文を主従関係(メインとサブ)にしてつなぐ
文と文を主従関係(メインとサブ)にして繋ぐので、従位接続詞と言います。
従位接続詞は訳し方がポイントになってきます。
EX) I lived in America when I was a child.
When I was a child, I lived in America.
さて、この二つの文はそれぞれどのように訳せばいいのでしょうか。
まずは接続詞+主語+動詞を< >で囲ってみましょう。
上の文でも下の文でも、<when I was a child>の部分になります。
I lived in America <when I was a child.>
<When I was a child>, I lived in America.
こんな具合です。
あとは、その< >の中から訳していきましょう。
<When I was a child>の部分が、文全体ではサブ、I lived in Americaの部分がメインになります。
まとめると、
次の文を訳してみましょう!
ex) ① I can’t help you because I am busy.
ex) ② Turn off TV before you go to bed.
答えは以下の通りになります。
ex) ① I can’t help you < because I am busy >.
ex) ② Turn off TV < before you go to bed> .
① 「私は忙しいから手伝えない。」
②「寝る前にテレビを消しなさい。」
接続詞ifの注意点
最後に一つ、ifの使い方で注意があります。
If it ( )tomorrow, I won’t go fishing.
「もし明日雨が降ったら釣りへは行かないよ。」
明日の話なので、( )にはwill rainと入れたくなりますが、
正解は rains です。
<if >の中では未来のことでも現在形で表します!
ざっくり言うと、willは「~するつもりだ」「~だろう」と意志や予想の意味を持っています。
すると、ifの持っている「もし~」の意味と矛盾してしまうんですね。なので、不確かな可能性を表している<if >の中ではwilを使うことはできません。
確認問題
では確認問題です。
Q、 I lived in America when I was a child.
「 」
Q、 If it ( )tomorrow, I won’t go fishing.
「 もし明日雨が降ったら釣りへは行かないよ。 」
A、 I lived in America when I was a child.
「 私は子供だった時、アメリカに住んでいた。 」
If it ( rains )tomorrow, I won’t go fishing.
「 もし明日雨が降ったら釣りへは行かないよ。」
今回は以上です。
接続詞が使えれば、簡単な文を繋げて少し複雑な文を作ることが出来たり、文に流れを作ることが出来ますね!
こちらのプリントを使って復習しましょう。
なお、今回従位接続詞を訳す際に付けた< >は副詞節を表しています。
副詞節に限らず、英文にカッコを付けていくことで読解がしやすくなっていきます。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
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英文読解のコツを掴もう!(カッコを付けて分解しよう)
次回は中二がつまずくポイント、不定詞に入っていきます。
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【中学英文法のまとめ】第5回 不定詞①名詞的用法を理解しよう
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最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた!