【中学英文法のまとめ】第７回　不定詞③副詞的用法を理解しよう

このような方に向けて、中学英文法のコアな部分をギュギュっと凝縮して【全１４回】でお伝えしていきます。

こちらの記事に１４回の概要がまとまっています。

これまでに、不定詞の①名詞的用法「～すること」と、②形容詞的用法「～するための」「～すべき」と２つの使い方を見てきました。

今回は不定詞の３つ目の使い方、③副詞的用法について理解しましょう！

こちらから不定詞の重要点をまとめたプリントがダウンロードできますので、是非お使いください。

それではどうぞ！

【中学英文法のまとめ】第７回　不定詞③副詞的用法を理解しよう

まず、副詞とは何でしょうか。

英単語でいうと、例えばsometimesや、oftenなどが副詞にあたります。

では、これらの副詞は、文の中では絶対に必要な要素なのでしょうか？

もちろん副詞があればより詳しく状況を説明できます。

しかし、主語や動詞のように、文に不可欠な要素かと言えば、そうではありません。

プラスαとして、付け加えるといったイメージがあるのが副詞です。

そのような不定詞の用法...。どうゆうことかというと、

これでも文は完結していますし、意味も通ります。

でも、じゃあなんで図書館に行ったのか、何をしに行ったのかを付け加えたい。

そこで、

このように、to study Englishを後ろに付け加えてあげると、

「私は英語を勉強するために図書館へ行った。」

という意味にすることが出来ます。

副詞的用法では、後ろから情報を付け加えるというイメージを持つと良いです。

訳し方には、主に「～するために」「～して」の二種類があります。

（高校生では「～その結果…」「～するとは」と訳す文も出てきます。)

次の文の訳はどうなるでしょうか？

答えは、

となります。

確認問題

それでは確認問題です。

A、 I went to the library (　to study English 　) .

これで I want to go to Okinawa to try scuba diving.のように「～をしに…へ行きたい。」という表現や、I'm sad to hear the news.のように自分の感情の理由を話すことが出来ます！

不定詞のまとめ

ここまで３回分の不定詞のおさらいです。

不定詞と言えば、

この「 to ＋　動詞の原形」が、文の中でいろいろな働き（名詞、形容詞、副詞）をして、いろいろな訳し方をしていきます。

だからややこしい。

これらの用法・訳し方を見抜いていくためには、それぞれの特徴を抑えることが重要です。

いろいろと変身するカメレオンのような不定詞ですが、構造や文中での働きを理解すると、一気に表現の幅が広がっていきますよ。

こちらのプリントを是非復習用にお使いください。

次回は動名詞です。

最後までお読みいただきありがとうございました！ではまた！