こんな方におすすめ
- ざっくりと中学英文法の基礎を総復習したい
- 英語を話す上で欠かせない文法知識が欲しい
- 3分で読めるような記事で、無料で復習したい
このような方に向けて、中学英文法のコアな部分をギュギュっと凝縮して【全14回】でお伝えしていきます。
こちらの記事に14回の概要がまとまっています。
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【無料でやり直し】元教員が中学英語の基礎文法を分かりやすく解説
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今回は比較についてです。
「○○より△△の方が~だ」「○○が一番…だ」
比較が理解できると、そうした表現をすることが出来ます。
そこが新しく、ごちゃごちゃになりやすいのでしっかり確認していきましょう!
こちらから比較をまとめたプリントがダウンロードできますので、ぜひご活用下さい。
それではどうぞ!
Contents
【中学英文法のまとめ】第9回 比較の3種類を整理して覚えよう!
まずは形容詞や副詞の比較変化を確認していきましょう!
基本は比較級であればerを、最上級であればestを付けるのですが、いくつかポイントがあります。
綴りが長い単語は、er, estを付ける代わりに、more, mostを付けます。
例えば「beautiful」は
✕ beautifuler , beautifulest
〇 more beautiful, most beautiful
といったようになります。
「famous(有名な)」は一見短い単語に見えますが、母音(a,i,u,e,o)が三つ入っているため、長い単語と見なしてmore, most型の変化となります。
※より詳しい比較変化のルールについてはこちらの記事をご覧ください。
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【これで解決!】比較級・最上級の作り方を簡潔に分かりやすく解説
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比較の3種類(原級・比較級・最上級)
次に比較の種類です。比較には大きく三種類あります。
文の作り方は以下の通りです。
(1)原級 「トムとボブは同じ身長だ」
Tom is ( as ) ( tall ) ( as ) Bob.
(2)比較級「トムはボブより背が高い」
Tom is ( taller ) ( than ) Bob.
(3)最上級「トムはこのクラスで一番背が高い」
Tom is ( the ) ( tallest ) ( in ) this class.
まとめると、
これが比較の基本になります。
原級では「原級」という形容詞・副詞のそのままの形、
比較級では「~より」を意味する「than」、
最上級では「the」が付くということがポイントとなります。
続いて、これだけは抑えておきたい注意点です。
*注意1 not as 原級as ~ 「 ~ほど・・・でない。」
as原級asは「同じくらい~」ですが、not as 原級 as は「同じくらい~でない」とはならないため、注意が必要です。
not as 原級 as~は「~ほど…でない」という意味になります。
My father isn’t as old as his father.
「 私の父は彼の父ほど年を取っていない。 」
ではどっちが年とってるのかというと、「彼の父」になりますね。
My father isn't as old as his father.
= His father is ( older )( than ) my father.
*注意2 最上級においてのin とofの使い分け
最上級の後ろには比べる範囲を示すためにinかofが用いられますが、使い分けを覚えておきましょう!
使い分けは以下の通りです。
・inの後ろには「 場所、範囲 」
・ofの後ろには「 数字 」または「 all 」
Ex)①Mt. Fuji is the highest mountain ( ) Japan.
②Mari is the youngest ( ) us all.
①の例がin、②の例がofとなるわけです。
確認問題
それでは確認問題です。
Q、 Tom is ( ) ( ) Bob.
「トムはボブより背が高い。」
Q、 Mari is ( ) ( ) ( ) us all.
「マリは私たちの中で一番若い。」
解答は以下の通りです。
「トムはボブより背が高い。」
Mari is ( the ) ( youngest ) ( of ) us all.
「マリは私たちの中で一番若い。」
今回は以上です。
こちらから比較級をまとめたプリントがダウンロードできますので、復習にご活用下さい。
この第9回までで、おおよそ中学2年生終了時までをカバーしたことになります。
中学英語もあと中3の1年分です。頑張りましょう!
次回は受動態についてポイントをまとめていきます。
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【中学英文法のまとめ】第10回 受動態を理解しよう!
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最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!