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【中学英文法のまとめ】第14回 関係代名詞の基本を理解しよう!

2020年8月18日

こんな方におすすめ

  • ざっくりと中学英文法の基礎を総復習したい
  • 英語を話す上で欠かせない文法知識が欲しい
  • 3分で読めるような記事で、無料で復習したい

 

このような方に向けて、中学英文法のコアな部分をギュギュっと凝縮して【全14回】でお伝えしていきます。

こちらの記事に14回の概要がまとまっています。

【無料でやり直し】元教員が中学英語の基礎文法を分かりやすく解説

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最終回となる今回は関係代名詞です。

中学3年間のラスボス的存在である関係代名詞。

慣れるまでは少し大変ですが、関係代名詞が使えるようになれば、名詞をより詳しく説明できるようになり、一つの文章の内容を濃くすることができます。

 

ラスボスの関係代名詞を攻略して、中学英文法を全クリしましょう!

 

こちらから関係代名詞をまとめたプリントがダウンロードできますので、ぜひご活用下さい。

 

それでは見ていきましょう!

 

【中学英文法のまとめ】第14回 関係代名詞の基本を理解しよう!

1 関係代名詞の基本

関係代名詞とは( 接続詞 )と( 代名詞 )の働きで、名詞に<文のまとまりをもった説明>を加えることが出来ます!

 

例えば、

ex)「私には兄がいます。」「彼は大阪に住んでいます。」

 

今までは、これらを別々に書いて、

「 I have a brother. 」 「 He lives in Osaka. 」

の二文で表わしていました。これでも間違いではありません。

 

しかし、

「私には<大阪に住んでいる>がいる。」

という風に言った方がスマートですよね。

 

では、これを英語で表すとどうなるかというと、

 

このようになります。whoがあたかも「and, he」の役割を兼ねているようです。

このwhoを関係代名詞と言います。

また、説明されているa brotherは、先行詞と呼ばれます。

 

結果的に”<大阪に住んでいる>兄”のように、関係代名詞を使うと、先行詞に<文のまとまりをもった説明>を加えることが出来ます。

 

2 関係代名詞の種類

 

ex1) I have a book ( which  ) is very popular.    【主格】

「私はとても人気のある本を持っている。」

 

ex2) She is the pianist(  whom ) I like the best.  【目的格】

「彼女は私が一番好きなピアニストです。」

 

ex3) I have a friend (  whose   ) mother is a teacher.     【所有格】

「私にはお母さんが先生をしている友達がいる。」

 

 

 

関係代名詞の種類は、まず先行詞が人なのか、人以外なのかで使い分けていきます。

 

次に、関係代名詞の後ろの形を見て、主格・目的格・所有格を使い分けていきます。

 

 

また主格の関係代名詞なのか、目的格の関係代名詞なのかで使い分けていきましょう。

 

主格か目的格かは関係代名詞の後ろで見分けます。

 

ex1) I have a book ( which  ) is very popular.のように、後ろに動詞が続く場合は主格 

ex2) She is the pianist(  whom ) I like the best.のように、後ろに主語+動詞が続く場合は目的格

ex3) I have a friend (  whose   ) mother is a teacher.  のように、後ろに名詞+(主語)+動詞が続く場合は所有格

となります。

 

なお、目的格の関係代名詞は省略することが出来ます。

名詞の後ろにいきなり主語+動詞があったら変ですもんね。

目的格の場合は、関係代名詞がなくても、「あ、関係代名詞の省略だ」と気付けるわけです。

 

ちなみに、thatは主格、目的格においては何でも屋さんです。

 

じゃあ、主格、目的格は全部that使えばいいじゃん…

 

確かに中学文法ではthatが使えない非制限用法や前置詞が先行詞の前にくるパターンは出てこないので、全部thatでいけてしまいます。

むしろ、一般会話の中ではthatを好んで使う人が多いようです。

しかし、学術書のような文章ではwhoとwhichで使い分けていくことが普通なので、使い分けも出来るようにしておきましょう。

 

関係代名詞はまず並び替えの練習をして、「先行詞+関係代名詞+~」のかたまりを作れるようにすると理解が早まりますよ。

 

練習してみましょう。

 

(1)「門のそばに立っている女性はわたしのおばです。」

( who / by the gate / my aunt / the woman / is / is standing )

(2)「テーブルの下で眠っている猫はミミです。」

( under the table / the cat / Mimi / is sleeping / which / is )

(3)「わたしが昨日読んだ本はとても面白かったです。」

( very interesting / that / I / the book / was / read / yesterday/ . )

(4)「私が昨日駅であった少年はトムです。」

( I / at the station yesterday / Tom / the boy / met / was / . )

(5)「私は父がミュージシャンである女の子を知っている。」

( I / a girl / father / a musician / whose / know / is /. )

 

正解は

 

(1) The woman who is standing by the gate > is my aunt.(主格)

(2) The cat which is sleeping under the table> is Mimi.  (主格)

(3) The book that I read yesterday> was very interesting. (目的格)

(4) The boy I met at the station> was Tom.       (目的格)

(5) I know < a girl whose father is a musician>.                        (所有格)

 

となります。

 

確認問題

 

最後に確認問題です。

 

Q、 I have a book (       ) is very popular.    【主格】

「私はとても人気のある本を持っている。」

Q、 She is the pianist (       ) I like the best.  【目的格】

「彼女は私が一番好きなピアニストです。」

 

 

A、 I have a book ( which  ) is very popular.       【主格】
「私はとても人気のある本を持っている。」

A、 She is the pianist (  whom ) I like the best.     【目的格】
「彼女は私が一番好きなピアニストです。」

 

関係代名詞をマスターして、より長い文章を組み立てられるように頑張りましょう!

より詳しい関係代名詞についてはこちらの記事をどうぞ。

 

今回は以上です。

こちらから復習に使える関係代名詞をまとめたプリントがダウンロードできますので、ぜひご活用下さい。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。

中学文法がある程度復習できたら、アウトプットに割く時間を増やしていきましょう!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた!

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