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【英検1級】独学最短で合格するための6つの勉強法

2020年11月15日

こんな疑問にお応えしていきます

  • 英検1級を取った純ジャパ人間が、どんな勉強をしていたのか具体的に知りたい
  • 英語の勉強は頑張っているが、試験では成果が出ない
  • 何としても英検1級に合格したい

 

「英検1級」

国内最難関の英語試験であり、合格率は例年10%程度と、簡単には合格させてもらえません。

「準1級から1級までの道のり」の途中でつまずく方も多いのではないでしょうか。

 

僕は2019年3月に、3度目の受験で英検1級を取得しましたが、「準1級から1級までの道のり」がかなり長くかかりました。

 

そこでこの記事では、準1級を取得した後、英検1級に受かるまでにやっていて、効果があった6つの勉強法をご紹介します。

 

この記事の内容

英検1級に受かるまでにやっていた6つの勉強法

 

 

それではどうぞ!

 

【英検1級】独学最短で合格するための6つの勉強法

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英検一級に受かるまでに行っていた勉強法は以下の6つです。

 

1 とりあえず過去問3年間分を解いてみる

2 単語帳はひたすら聞いて音読する

 長文問題集に取り組む

4 YouTubeでTEDトークをきいて、気になった部分を音読する

5 BBCニュースを聞き流す

6 Writingのネタをためる

 

順番に見ていきます!

 

1 とりあえず過去問3年間分を解いてみる

 

過去問3年間分を解いてみることで、どのような問題なのかを体感でき、自分の得意分野・苦手分野を把握することができます。

それが1級取得へのスタートラインになります。

 

僕の場合は、

「語彙問題は全く対応できない…。」

「長文・リスニングはそこそこ行けそう。」

「ライティングは得点源にできそう!」

といった現状が把握できました。

 

現状を元に、

・長文、リスニング、ライティングでしっかり得点する

・語彙問題は取れる所を取る

 

という認識ができたことで、具体的な取り組みが見えてきました。

 

まずは過去問を手に入れて3年間分やってみましょう!

 

 

2 単語帳はひたすら聞いて音読する

 

単語帳はひたすら音読して覚えていくことがおススメです。

音声を聞いて、その後に音読し、「音」「文字」「意味」をセットにしてインプットしていきましょう。

それを「どれだけ根気強く繰り返したか」で定着度合いは変わってきます。

 

僕の場合は、職場までの通勤が車で片道20分だったので、毎日行きと帰りで合わせて40分間、単語と触れ合いようにしていました。 

「通勤時間」=「単語の勉強」と割り切っていました。

車通勤だと音声を聞いた後にそのまま声に出して音読できるので効率的でした。

車内では大声で単語を叫んでも全く問題ないというのは大きなメリットです笑。

電車で通勤する場合、 声に出して音読することは出来ませんが、音声を聞いて心の中で音読することは可能です。

 

単語に関しては、どれだけ地味な作業をコツコツ続けられるかが大切だと思います。

僕はキクタンを愛用していました。タイトルの通り「聞いて覚える」がコンセプトの単語帳です。

 

単語帳はアルクの「キクタン」か旺文社の「でる順」を買っておけば間違いないかと思います。

 

英検1級用の単語帳がある程度定着してくると、語彙問題だけでなく、長文を読んでいくのがだいぶ楽になります。

未知の単語が多く、最初はかなり大変ですが頑張って覚えていきましょう!

 

 

3 長文問題集に取り組む

 

語彙問題と比較したら、長文問題はそれほど難しくありません。しっかり得点源にしておきたいところです。

しかし、英検一級の長文では様々なジャンルからの文章が出題されるため、英検1級用の問題集に取り組んで、全く知識がない分野の長文にもへこたれない精神力を付けていくことが必要です。

 

私はこちらの問題集を使っていました。

 

長文を読んだ後には、分からなかった語句の内、「動詞」に関しては単語帳を使いながら確認するようにしていました。

それぞれの文の「S+V~」の骨格が掴めなければ、読解が難しいためです。

分からなかった単語を全て一つ一つ調べてしまうと、膨大な量になってしまって学習モチベーションがどうしても下がってしまいます。

そのため、「分からない動詞は調べるようにしよう!」と割り切って確認作業をするようにしていました。

 

上は僕が取り組んだ例ですが、いずれにせよ長文を読んだ後は自分なりに確認作業を行わないと、結局「自分がどこまで理解できていて、どこか理解できていないのか」が把握できません。

 

 

4 YouTubeでTEDトークをきいて、気になった部分を音読する

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リスニング力を高めていくためには、「原稿を確認して、音と文字を一致させていく」という作業が欠かせません。

聞き取れていないのに原稿を確認しなかったら、再度同じ語彙が出てきた際に聞き取れることはほぼないからです。

 

原稿を確認して、「あ、この単語とこの単語がくっ付いて聞こえてたのか」といったことを把握していきましょう。

その後に再度聞いてみると、おそらくちょっとスロー再生したように聞こえてきます。

その感覚がとても大切です。

 

リスニング対策の一環として、僕はTEDトークのような良質な動画を多く利用していました。

YouTubeでTEDトークを見て、気になった部分を切り取って原稿を確認し、音読していました。

 

具体的には

1、TEDトークを通して見て、使えそうなフレーズ、印象に残ったフレーズを含むパラグラフを書き出す。

2、パラグラフ内で知らない単語、フレーズの意味を調べて確認する。

3、パラグラフをほぼ暗記する勢いで、音読を繰り返す。

 (イントネーションなどが分からなかったら動画を見て、シャドーイングを挟む)

4、動画の音声を消し、スピーカーになり切ってスピーチする。

という方法です。

 

この方法がリスニング力を高め、またスピーキング力の向上にも繋がったと実感しています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

5 BBCニュースを聞き流す

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リスニング対策としては、BBCニュースを聞き流すということも継続して行っていました。

こちらに関しては、細かい語彙などは気にせず、概要を掴むことを目的として行っていました。

 

ニュースであれば映像があるため理解を手助けしてくれますし、幅広いトピックや語彙に触れあうことができます。

英検1級ではリスニングも得点源にしておきたいところなので、ニュースなどを沢山聞いて「速さ」と「量」に慣れておきましょう。

 

 

6 Writingのネタをためる

 

Writingの出来不出来が合格を大きく左右します。

200~240文字の一問のWritingで、一次試験スコアの3分の1に該当するからです。

 

実際に僕は、Reading、Listeningのスコアが合格者平均に届いていなかったにもかかわらず、Writingのスコアが満点に近かったため、巻き返すことができました。

 

Writingで高得点をたたき出すためには、とにかく事前に「書けるネタ」をためておくことが重要です。

 

僕は

・英検1級の過去問をあさり、まだ書いていない分野のWritingトピックを見つける

・実際に書いてみる

・模範解答を見て、真似できそうな文をインプットする

・再度自分なりの文章としてまとめてみる

ということを繰り返していました。

 

IELTSのWriting対策と同時並行で行っていましたが、Writingのネタ帳としてノート一冊が出来ました。

様々な社会問題に関して、「自分の考え+その考えをサポートする事例」のセットで書き溜めていきました。

ライティングが合否の鍵を握るので、地道に準備していきたいところです。

このノートは、そのまま二次試験対策としても有効です。

 

より詳しくはこちらの記事で解説しています。

【英検1級】合格のカギを握るライティングの勉強法

続きを見る

 

おススメ教材は以下の二つです。

僕は特に「面接大特訓」の方を重点的に使って「書ける・話せるネタ」を増やしていきました。

模範解答が充実しているのでとても重宝しました。


 

 

まとめ

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以上が英検1級取得に向けて実際に行っていた6つの勉強法です。

 

英検1級を取ると、生涯使える英語力証明を手に入れられるだけでなく、見える景色が変わり、新たにチャレンジしてみたいことも見つかっていく可能性があります。

英検1級を取るためには、コツコツと勉強を続けて幅広く深い英語力を身に付けていくことが最短の道だと思います。

一つでも何か参考になるものがあれば幸いです!

 

こちらの記事も是非合わせてご覧ください。

【英検1級】2次試験で感じたことと対策

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最後までお読みいただきありがとうございました!

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