こんにちは、タカヒロです。
そんなふうに思っている方は多いのではないでしょうか?
「日本でも英語は勉強できる!」ということは頭では分かっていながらも、どのように勉強したら良いのかがわからず、結局勉強が捗らないままになってしまっている。
そんな方へ大きなヒントを与えてくれる最高の一冊がありました。
それがこちらの「英語日記BOY」です。
僕自身は留学を通して英語力を高めていった身なのですが、この本に書かれているマインドセットは本当に大切で、
この本で紹介されている方法を実践し続ければ、日本でも「多額の費用を払って留学をすること」以上に英語力を高められる可能性が大いにある!と感じました。
留学に行けば英語を話せるようになるわけではない。
「自分自身が勉強するから」話せるようになるのだ。
日本にいながら、いますぐお金をかけずに出来ることがたくさんある。
そんな力強いメッセージを本書から受け取ることが出来ます。
この記事では英語日記BOYの概要と感想を紹介します!
Contents
英語を独学する人必読! 英語日記BOYを読んだ感想
筆者について
筆者の新井リオさんは
・1994年生まれ、立教大学社会学部卒。
・英語日記+オンライン英会話を軸に独学で英語を勉強。
・「英語日記を使った勉強法」を書いたブログが「英語 独学」Google検索1位を獲得し、累計300万PVを記録。
・国内で培った英語力を武器にカナダでグラフィックデザイナーとして活躍。
現在は帰国してフリーランスデザイナーとして活躍されています。
どのように英語を使えるようになりたいのか
第一章では、筆者の自伝的なパートと、筆者がどのように学習環境を作っていったのかが紹介されています。
新井リオさんは「英語が話せる」ことの定義は「今言いたいオリジナルフレーズが瞬時に出てくること」と紹介しています。
自分なりの定義を出発点とすることで、自分にはどんな勉強法が必要なのか、どんな学習環境が必要なのかを具体的に考えることが出来るのですね。
第一章を通して、自分自身が
「そのためにどんな学習環境が必要になるのか」
を客観的に考え直すきっかけを与えてくれます。
英語日記+オンライン英会話で英語を話せるようにしていく方法
「英語日記+オンライン英会話」
これは筆者が紹介している通り、最強の英語独学勉強法だと思います。
第二章では、その具体的な方法を紹介してくれています。
特に気になった個所を少しだけ紹介します。
日記を日本語で書いてから英訳する
個人的にとても参考になったのは、「まずは自然な日本語で日記を書く」という点です。
最初から英語で書き出すと、知っているボキャブラリの中からしか英文を書くことが出来ず、ボキャブラリが増えていかない。
といったように日本語で書き出してみるから
「前から約束していた」「延期になる」「久々の再会」
といったような「使えるようになったら便利なフレーズ」が浮き彫りになっていく。
本当にその通りで、
私も英語で日記を書く習慣を続けていましたが、「英語で考える」ようにしていたため、日々同じような文法を使い、同じような語彙を使ってしまっていました。
「英語の語彙力を上げるために、自分の日本語の語彙力を活用する」
これはとても効率的な勉強法だと思います。
オンライン英会話で添削してもらう
筆者はオンライン英会話を使って、自分が書いた日記が「自然かどうか」の添削をしてもらっていたようです。
英会話教室だと、
・自分が発話する量が少なくなる
・学べる内容を指定しづらい
ということに対し、
オンライン英会話では
・一対一のため十分な発話量が確保できる
・自分が身に付けたい英語力にフォーカスできる
というメリットがあります。
そうしたメリットを生かして、自分が書いた日記のフレーズにネイティブの視点を加えて磨きをかける。
そうしたオンライン英会話を時間帯を決めて毎日25分ずつ続けていく。
これであれば海外で生活しているのと大差ない学習環境を作り出すことが出来ますね!
他にも、
・Twittwerを活用して例文を作っていく方法
・スマホひとりごと練習法
・おすすめのアプリやオンライン英会話
・siriを使った発音矯正法
など、試したくなる実用的な内容がてんこ盛りで紹介されています。
まとめ
本書には画期的な独学勉強法が詳しく書かれているだけでなく、その背景にある英語学習へ対する想いもとても素敵で、いい意味で期待を思いっきり裏切られました。
新井リオさんが実際に行ってきた独学勉強法を学ぶことで、
「自分の場合はどう学習に生かしていけるか」を考え直せる、とても実用的な本です。
また、第三章では英語と何かのスキルを掛け算することの重要性、その具体例が紹介されているので、
本書を読むことによって、実際に英語をどう使いたいのかを明確にすることの重要性を考えさせられます。
読み終えた時には不思議と英語を勉強する気がみなぎってきていました!
本書でも紹介されているように、
勉強は「やらなくてはいけないネガティブなもの」ではなく、「やると夢が叶うポジティブなもの」
この感覚を持っていることは非常に大切なことだなあと感じました。
英語学習に対して多くの気付きや学びが得られるのでとてもおススメです!
是非、英語の独学に行き詰っている方、英語学習へのモチベーションを高めたい方は、本書をチェックしてみて下さい。
ではまた!