イギリス留学

「イギリス英語が聞き取れない…」を解決するおすすめ勉強法3選

こんな方におすすめ

  • イギリス留学が始まったが、イギリス英語が聞き取れない
  • イギリス留学へ向けて、イギリス英語に慣れておきたい
  • イギリスでよく使われる表現を知りたい

 

「イギリス英語が聞き取れない…」と悩んでいませんか?

中高の英語の教科書はアメリカ英語がベースとなっているため、それなりに英語を勉強してきたはずなのにイギリス英語が全然聞き取れないという状況になり易いです。

 

僕もイギリス留学が始まった際はイギリス英語が全然聞き取れず苦労しました…。

しかし、この記事で紹介する方法を実践していったことで、徐々に聞き取れるようになっていきました。

 

この記事では、イギリス英語が聞き取れるようになりたい方へ向けて、僕が実践してみて役立った方法をご紹介していきます。

 

この記事の内容

「イギリス英語が聞き取れない」を解決するおすすめ勉強法3選

 

筆者の経歴

中学英語教員6年 ➡ イギリス大学院(University of Brighton MA TESOL)へ留学

 

それではどうぞ!

 

「イギリス英語が聞き取れない…」を解決するおすすめ勉強法3選

 

そもそも、英語が聞き取れない原因として主に以下の2つが挙げられます。

 

単語自体を知らない

音の繋がりやスピード、イントネーションによって、単語を認識できない

 

単語自体を知らない場合は、リスニングの問題というより知識の問題です。

コツコツと知識を増やしていくことが、唯一の解決策になります。

 

音の繋がりやスピード、イントネーションによって単語が認識できていない場合は、

発音のルールを勉強をする

音を理解した状態で音読/シャドーイングを繰り返す

という2点が解決方法として非常に有効です。

 

発音のルールを抑えて、音を理解した上で音読やシャドーイングを行っていくことで、徐々に聞き取れる音が増えていきます。

 

こうした聞き取れない原因や解決策の元、イギリス英語を聞き取れるようにするおすすめ勉強法は以下の3つです。

 

①:教材でイギリス特有の表現を学ぶ

②:YouTubeでイギリス英語の発音を勉強する

③:イギリス英語の短い動画で音読やシャドーイングを行う

 

 

僕もまだまだイギリス英語を勉強中なのですが、留学中こうした勉強法で聞き取れるようになっていったと実感しました。

 

順番に解説していきます!

 

①:教材でイギリス特有の表現を学ぶ

 

まず、イギリスで使われる特有の単語知識を増やしていくことが必要です。

 

例えば、

「紅茶のおかわりいかが?」は 「Would you like another cuppa?」

となります。

 

a cup of tea をcuppaと表現するということを知らなければ、英語を聞き取ることができません。

 

 

こうしたイギリス特有の単語や表現に関しては、一冊の本を元にまとめて抑えてしまった方が効率的です。

おすすめはこちらの書籍です。


 

イギリスでの日常生活でリアルに使える表現が満載で、この一冊で様々な会話シーンで使われる英単語やスラングがカバーできます。

 

僕が留学した際にはこちらの書籍はなかったのですが、これからイギリスへ留学される方全員へおすすめです。

 

こうした参考書を元に、コツコツとボキャブラリーを増やしていきましょう。

 

 

②:YouTubeでイギリス英語の発音を勉強する

 

日本で英語を勉強している場合、どうしてもアメリカ英語に偏ってしまいがちです。

学校で使われる教科書はアメリカ英語が中心となっているため、仕方ありません。

 

そのため、イギリス英語を聞きとれるようにするには、イギリス英語の発音を勉強する必要があります。

 

例えば、「r」に関しては、「舌を巻くように発音する」と学校では習いますが、

イギリス英語の場合、「後ろに子音が来るr 」「単語の最後のr」は発音しません。

 

bird, car などは、rで舌を巻かないわけですね。

 

こうした発音のルールは、YouTubeなどでイギリス人の発音を聞きながら練習することで効率よく学習ができます。

 

以下のYouTubeチャンネルはかなりおすすめです。

 

ETJ English

 

ETJ Englishは、オンラインで発音の先生をしているElliottさんによるチャンネルで、イギリス英語の発音や日常でイギリス人がよく使う表現などを中心に紹介しています。

ゆっくりと発音してくれるため聞き取りやすく、説明も具体的で非常に分かりやすいです。

 

English with Lucy

 

English with Lucyは英語講師のLucy先生によるチャンネルで、modern RPの発音や、イギリス特有の表現などを学習することができます。

とても美しく丁寧なBritish Englishを話されるため、目指したいモデルになるかもしれません。

 

 

③:イギリス英語の短い動画で音読やシャドーイングを行う

 

ボキャブラリーを増やしつつ、発音のルールを抑えたら、イギリス英語の動画や音声をたくさん聞いて、イギリス英語のイントネーションに慣れていきましょう。

 

なるべく短い動画を題材にして、聞いた後に原稿を確認すること、音読やシャドーイングを行うことが重要です。

 

ポイントは、聞き取れなかった単語やフレーズを曖昧にせず、原稿を確認して理解した上で自分が発音出来るところまで落とし込むことです。

 

ここをサボらずに、ひとつひとつ聞き取れる音を増やしていく必要があります。

 

 

以下のYouTubeチャンネルやサイトは動画が短く、原稿も確認しやすいため非常におすすめです。

 

Peppa Pig

 

Peppa Pigはイギリスのキッズ向けアニメです。

難しい英単語などが入っていないため、イギリス英語のリスニングに集中することができます。

5分程で1ストーリーが完結するので、スキマ時間を使っての学習に適しています。

 

6 Minute English  BBC Learning English

 

BBCが配信している「6 minute English BBC learning English」は、一つのトピックに関して6分間で学習することができます。

クイズが含まれていて内容が面白く、ボキャブラリーも同時に学習することができます。

二人のスピーカーによる会話形式のため、ラジオのようにリスニング出来るのが良いところです。

 

Learning English Teens

 

 

British Councilはイギリスの公的な国際文化交流機関で、文科省から委託を受けて「英語教育推進リーダー中央研修」を行っている英語教育機関です。

そんなBritish Councilの学習サイト「Learning English Teen」では、様々な英語学習動画をレベル別で観ることができ、自宅で学習するには最適です。

 

 

 

ひとつひとつ聞き取れる音を増やしていこう

 

この記事ではイギリス英語が聞き取れない人におすすめの勉強法3選をご紹介しました。

 

イギリス英語が聞き取れるようになるためには、

イギリス英語特有の表現を学ぶ

イギリス英語の発音を勉強する

音読やシャドーイングをしてイギリス英語のイントネーションに慣れる

 

といった学習が必要となります。

 

コツコツと単語の知識量を増やし、ひとつひとつ聞き取れる音を増やしていけば、必ずイギリス英語も聞き取れるようになっていきます。

イギリス人とナチュラルに話せることを思い描きながら、地道な努力を続けていきましょう。

 

以上参考になれば幸いです。

こちらの記事ではイギリスの文化や歴史が分かる本を紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ではまた!

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