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【復習に使える】英語の語形変化ルールを一覧にまとめました

こんな方におすすめ

  • 英語の語形変化を一気に確認したい
  • 生徒に語形変化を復習させたい

 

意外と語形変化のルールは忘れてしまいがちですよね。

中学校で授業をしていても、例えば「動名詞」を理解させたい時に、「せんせー、ingの付け方が分かりません。」と質問が来て、ingの付け方から復習することはあるあるです。

 

そこでこの記事では、英語の語形変化をまとめてご紹介します。

この記事の内容

英語の語形変化のまとめ

 

筆者の経歴

・中高 英語教員11年目

・イギリス大学院卒 (University of Brighton)

・英検1級

 

また、私が授業で使っているプリントも掲載しますので、ご自由にご活用いただければ幸いです。

 

 

英語の語形変化を一覧にまとめました

 

英語の語形変化は大きく分けると、

名詞 ➡ ①複数形

動詞 ➡ ②三人称単数現在、 ③過去形(過去分詞形)、④ing形

形容詞、副詞 ➡ ⑤比較級、最上級

の5つに分かれます。

 

こちらに語形変化をまとめたPDFを載せます。

 

 

ご自身の復習や、授業等でご活用下さい。

 

それでは上記5つの英語の語形変化について、解説していきます。

 

1 名詞の複数形

 

子音字とは、母音( a, i , u, e , o )以外の文字のことです。

 

つまり母音(a, i, u, e, o)がyの前にある場合は、そのままsをつけるという点に注意しましょう。

 

例) boy  ➡ boys

 

形が変わらない名詞の代表例は、魚や羊などの「群れで生息をする動物」です。

また、Japanese, Chineseのように「~人」と表記する際も、単数・複数形は変わりません。

 

≪チェック問題①≫

(1) chair  ➡(         ) (2) country  ➡ (          )

(3) woman ➡(         ) (4) box  ➡   (           )

 

 

2 一般動詞(3人称単数現在)

 

名詞の複数形と同じく、「母音+y」で終わる単語はyのままsを付けるという点に注意しましょう。

 

例) stay   ➡  stays

 

≪チェック問題②≫

(1) read  ➡ (         )  (2) cry ➡ (            )

(3) wash ➡ (         ) (4)buy ➡ (           )

 

 

3 一般動詞(過去形)

 

④短母音とは「アクセントのある母音(a, i, u, e, o )」のことです。

代表的な例には、

・stop  ➡ stopped

・plan  ➡ planned

・drop  ➡ dropped

などがあります。

 

また、「go - went - gone」のように、動詞には不規則変化するものも多くありますので注意しましょう。

 

 

≪チェック問題③≫

(1) live ➡ (       )   (2) walk ➡ (         )

(3) plan ➡ (       )  (4) carry ➡ (         )

 

 

4 一般動詞(ing形)

 

過去形と同じく、短母音+子音字で終わる語は子音字を重ねてingとなるため注意しましょう。

具体的には、

running, swimming, sitting, putting, cutting, getting, stopping

などがあります。

 

しかし、「visit」は「visiting」, 「 listen」は「listening」ですよね。

詳しく見ていくと、「複音節でアクセントが前にある場合は重ねない」というルールがあります。

visitは 「vi - sit」と音節が二つに分かれ、前の「vi」にアクセントがあるため、重ねるルールには該当しないことになります。

 

こちらの記事に詳細をまとめていますので、是非合わせてご覧ください。

 

≪チェック問題④≫

(1) teach ➡ (         )  (2) study ➡ (                      )

(3) put ➡ (         )     (4) have ➡  (         )

 

5 形容詞・副詞の比較級、最上級

 

※つづりが長い語は、前にmore , mostを置く

例) difficult ➡ more difficult ,  most difficult

※不規則に変化する語

例) good – better – best ,  bad – worse – worst

 

つづりの長さによって、-er, -estに変化するのか、more, mostを付けるのかを使い分けていく必要があります。

どこからが「つづりが長い」のかについては、基本的には「母音( a, i , u , e, o )が3つ以上入っていたら」と覚えておくと良いです。

 

famousという単語も、しっかりと母音が3つ入っているため、more famous, most famousと変化していきます。

ただし、quickly やslowlyなど、母音が2つしかないがmore, mostを付ける変化をする例外も出てくることに注意が必要です。

 

厳密に見ると、「音節の数」によって使い分けていくことになります。

詳しくはこちらの記事で解説していますので、気になる方は合わせてご覧ください。

 

≪チェック問題⑤≫

(1) old     ➡ (           )(            )

(2) interesting    ➡ (           )(            )

(3) hot     ➡ (           )(            )

(4) famous    ➡ (           )(            )

 

チェック問題の解答

≪チェック問題①≫

(1) chair  ➡(  chairs     ) (2) country  ➡ (  countries    )

(3) woman ➡(  women     ) (4) box  ➡   (    boxes      )

≪チェック問題②≫

(1) read  ➡ (   reads     )  (2) cry  ➡ (    cries      )

(3) wash ➡ (   washes    )  (4)buy ➡(    buys      )

≪チェック問題③≫

(1) live ➡ (  lived    )   (2) walk ➡ (   walked   )

(3) plan ➡ (  planned  )  (4) carry ➡ (   carried   )

≪チェック問題④≫

(1) teach ➡ (   teaching    )    (2) study ➡ (  studying         )

(3) put    ➡ (   putting     )      (4) have ➡  (  having      )

≪チェック問題⑤≫

(1) old     ➡ (    older      )(    oldest       )

(2) interesting    ➡ (  more interesting  )(   most interesting  )

(3) hot     ➡ (   hotter     )(       hottest     )

(4) famous    ➡ (   more famous    )(   most famous     )

 

たくさん書いていく中で、少しずつ覚えていこう

 

この記事では英語の語形変化についてまとめました。

こうした「ルールを覚えること」は必要なことではありながらも、あまり楽しいことではないかもしれません。

大切なことは、必死にルールを覚えることではなく、自分の書きたいことを英語で書いてみる中で、少しずつルールを定着させていくことです。

 

極論、日本語でわざわざルールを覚えていないように、自分が良く使う単語を自然と間違いなく使えるようになっていけばOKです。

ルールに縛られず、楽しく英語を学んでいく中で定着させていきましょう!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

こちらの記事では英語のやり直しについて役立つ情報を紹介していますので、是非合わせてご覧ください。

ではまた!

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