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スマホばかりで勉強しない高校1年生に対する解決策3選

2024年8月1日

※この記事には一部PRが含まれています。

 

保護者)高校1年生の息子/娘がスマホばかりいじっていて一向に勉強しようとしません。どうしたら良いでしょうか?

 

こうした疑問にお応えします。

 

現在高校1年生の担任をしており、1学期の保護者会ではこうした質問が続出しました。

実際に同じように困っていらっしゃるご家庭は多いのではないでしょうか。

スマホが身近になった今こそ、真剣に向き合っていくべき問題ですよね。

 

そこでこの記事では、高校一年生の息子/娘が「スマホばかり」から勉強へシフトしていく解決策をご紹介していきます。

 

この記事の内容

スマホばかりで勉強しない高校1年生に対する解決策3選

 

筆者の経歴

・中高 英語教員 12年目

・現在 高校1年生の担任

 

なぜ高校1年生は「スマホばかり」になってしまいやすいのか

 

そもそも、なぜ高校1年生の多くは勉強に身が入らずスマホばかりになってしまうのでしょうか。

いくつか要因は考えられますが、勉強に気持ちが入らない最大の要因は、自分の進路に関して意識が向いていないということです。

 

高校1年生はまだ入学してから間もなく、自分の次の進路に関して考え出す生徒の方が稀でしょう。

 

・高校生活になれること

・友達を増やすこと

・部活動との両立を図ること

 

様々なことに忙しい高校1年生なので、やむを得ない部分はあります。

 

しかし、自分の進路についてぼやけてしまっているため、

 

自分の進路について考えていない → 勉強に身が入らない → スマホ時間が増えてしまう

 

といった ループに入ってしまいます。

 

逆に自分の進路について考え、走り出している生徒ほど、スマホとうまく付き合うことができています。

 

「スマホばかり」から勉強へシフトさせていく解決策

 

それではどのようにしたら進路について考え出すきっかけを作れるのでしょうか。

 

「スマホばかり」の状態から勉強へシフトさせていく解決策として、以下の3つが挙げられます。

 

①:将来について考えさせる機会を作る

②:三者面談の機会を上手く使う

③:自学自習できる教材を取り入れる

 

①:将来について考えさせる機会を作る

 

将来について考えさせる機会を作ってみましょう。

具体的には以下の2点です。

 

オープンキャンパスに行ってみる

 

オープンキャンパスでは、実際の大学生活の様子を垣間見ることができ、「大学生活を過ごす自分」をイメージする良いきっかけとなります。

志望校が決まっていなかったとしても、近くにある大学のオープンキャンパスに参加してみるだけでも大いに価値があります。

 

高校1年生だからと言って、オープンキャンパスに行くことが早いということはありません。

実際に大学を見て、「この学部興味ある」「この学部は自分には向いていない」ということが分かるだけでも十分です。

 

憧れの大学がある場合には、実際に一度行ってみることで、より勉強が捗るモチベーションになります。

 

先輩や卒業生の体験談に触れる

 

親がいくら「勉強しなさい!」と言っても、なかなか素直には聞いてくれません。

しかし、自分の身近な先輩や卒業生の意見は、意外と意識高く聞く生徒が多いです。

先輩からの「高校1年生でこうしておけばよかった」という反省点が一番響くのかもしれません。

 

また、学校の進路指導部が発行する合格体験記に目を通して見ることも有効です。

自分と似ている進路を辿った先輩方が実際に使っていた参考書を知ることで、具体的に勉強に取り組みやすくなります。

 

進路講演会やOBOGが参加するイベントなどに参加する機会を作ってみましょう。

 

要は、情報を出来るだけ多く手に入れましょう!

 

②:三者面談の機会を上手く使う

 

三者面談の際に、学校の先生に話してもらうことも有効です。

家庭内ではあまり子どもと会話がなく、子どもが進路に関してどのように考えているのか分からないという保護者の方も多いです。

もしくは「親がスマホを辞めるように言っても効果がなくて…」と嘆かれる方もいらっしゃいます。

 

あまり高校生になった子供にガミガミ言っても、親子の関係が崩れてしまう可能性もありますので、三者面談などの機会を上手く使いましょう。

担任の先生の言うことは素直に聞こうとする生徒がほとんどですので、日常のスマホ使いにメスを入れる絶好の機会となります。

 

 

③:自学自習できる教材を取り入れる

 

スマホがこれだけ普及した世の中です。スマホの時間をゼロにすることは極めて難しいです。

だからこそ、スマホ時間をゼロにはせずに、使用するバランスを考えていかなければなりません。

おすすめは自学自習できる教材を取り入れることです。

 

代表例には【公式】スタディサプリ高校・大学受験講座スマイルゼミ 高校コースがあります。

 

スタディサプリは有名講師による動画を視聴して問題を解く自学自習タイプの教材です。

学校の授業で分からなかったところを自宅で気軽に復習できるようになります。

引用先:https://studysapuri.jp/course/high/1/

 

 

スマイルゼミは生徒の取り組み状況を保護者も把握することができる教材です。

一緒に学習管理が出来るため、「何をやったら良いのか分からない」という生徒にとてもおすすめです。

引用先:https://smile-zemi.jp/koukou/

 

 

スマイルゼミを取り入れてから息子の勉強への姿勢が変わってきた。という方が三者面談で実際にいました。

 

こうした自宅で出来る自主学習の教材は子どもと相談の上で試してみる価値大いにありです!

塾や予備校に通うことよりハードルが低く、スマホに使っている時間を学習時間に変えられる可能性があります。

 

やらない方が良いこと

 

逆にスマホを使いすぎるからといって、やらない方が良いことをご紹介します。

 

無理やりスマホ使用のルールを作る

 

一つ目は、一方的にスマホ使用のルールを作り押し付けてしまうことです。

子ども自身に「勉強しないといけない」と気付かせることが重要であり、親がルールを決めても、一時的なしのぎにしかなりません。

 

例えば「夜11時以降のスマホは禁止」というルールを作ったとしても、逆に夜11時までのスマホ時間が増えてしまうかもしれません。

 

子どもと話し合った上でルールを決めるのであれば良いかと思いますが、高校生ですので勉強の必要性を感じた上で、スマホ利用は自己管理していくことが理想です。

 

無理やり塾や予備校に通わせる

 

無理やり塾や予備校に行かせることも逆効果です。

実際に学校には「親に塾に入れさせられた」という生徒がいます。

 

塾に通わせる → 勉強するようになる

 

のではなく

 

勉強したい → 塾に行きたい

 

となることが理想です。

 

「勉強したい」という気持ちが生徒に入っていないのに強制的に勉強時間が増えると、その反動でスマホ時間は増加してしまうかもしれません。

 

自分の進路が明確になれば、自ずとスマホの使いすぎは改善される

 

まとめると、スマホばかりになってしまう高校1年生への解決策として

 

将来について考えさせる機会を作る

三者面談の機会を上手く使う

自学自習できる教材を取り入れる

といったことが挙げられます。

 

勉強せずにスマホを使いすぎてしまうのは、まだ自分の進路に関して考えられておらず、目標が定まっていないということが大きな要因です。

自分の進路が明確になれば、自ずとスマホの使いすぎは改善されていくはずです。

子どもが自分の進路と向き合えるように出来ることを行い応援していきましょう!

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

ではまた!

 

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