【現役教員おすすめ】高校生が中学英語のやり直しに使える問題集５選

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英語は積み重ねの教科なので、中学英語が曖昧なままだと、高校の内容を積み上げることは難しいです。

とはいえ、「中学英語の復習に割ける時間も限られているし、どうしよう…」と悩んでいる高校生は多いです。

しかし、１０００円程度で購入できる中学英語の問題集に一冊取り組むことで、短期間で効果的に復習することができます。

そこでこの記事では、現在高校１年生の担任をする筆者が、生徒におすすめする中学英語のやり直し問題集を紹介していきます。

高校生はもちろん、中学英語をやり直したい大学生や社会人にもおすすめです。ぜひ最後までご覧ください！

高校生が中学英語のやり直しに使える問題集５選

１：ホントにわかる 中学3年間の総復習 英語

個人的にはイチ押しです。

中学英語の内容が１５回で完成するように構築されています。

オールカラーでとても見やすく、情報が見開きの左ページにまとまっているため復習しやすいことが特徴です。

様々な出題形式で演習問題が充実しているため、より理解を深めることができます。

情報が必要最低限となっているため、「さらっと中学英語を復習して高校英語に繋げたい」という生徒向けになります。

細かく知識を復習したい生徒には向いていないかもしれません。

２：コーチと入試対策! 10日間完成 中学3年間の総仕上げ 英語

こちらは １０日間で中学内容を振り返ることができます。

「要点を確認しよう」「問題を解こう」の２セクションに分かれており、１日４ページを１０日間学習することで中学内容を網羅します。

オールカラーで見やすく、コーチがアドバイスをしてくれる形でまとまっているため分かりやすいです。

問題も様々な出題方法でバランスよくセレクトされています。

３：高校入試 中学3年間の総復習 英語 改訂版

こちらは１４日間で中学英語が復習できるように設計されたドリル形式の教材です。

さすがの旺文社さん、中学英語で押さえておきたいポイントや問題を厳選して制作されています。

また、付録で付いているA４の文法まとめシートがクオリティが高く重宝しそうです。

上記二冊のように体系的にまとまった解説はないため、基礎知識は身に付いている生徒向けになります。

ガンガン問題を解きながら抜けている知識を確認したい生徒にはとてもおすすめです。

４：中学３年間の英語が１冊でしっかり分かる問題集

こちらの問題集はリスニングと文法力が同時に鍛えられる点が特徴です。

B４サイズで見やすく、解説も分かりやすいので、英語が全くダメな生徒でも取り組みやすいです。

解説本も同時に購入すると、より理解を深めることができます。

ディクテーション問題が全文記述のため少しハードルが高いこと、文法問題が並び替えと英作文のみとなっていることが懸念点です。

５：改訂版 「意味順」式で中学英語をやり直す本

こちらは「意味順」に特化した問題集です。

「意味順」を理解することで、アウトプットする際に英語を自然と組み立てやすくなります。

今回ご紹介している教材の中では、最も「文を組み立てること」に焦点を当てています。

英検においてもライティングの力は欠かせませんので、特にライティングが苦手な生徒にはおすすめです。

【番外編】中学英語をひとつひとつ分かりやすく

最後に番外編として、中学英語のやり直しにおいて殿堂入りしている教材をご紹介します。

文法事項をひとつひとつ丁寧に解説していて、オールカラーでイラストも多く、とにかく分かりやすいです。

社会人がある程度時間を掛けてやり直すには最適な教材です。

しかし本に厚みがあり、やり抜くには根気と時間が必要なため番外編としました。

問題演習には英作文がたくさんあります。

社会人が中学英語をやり直して自己表現力を付けていくにはとても良いですが、忙しい高校生にとっては優先すべき問題ではないかもしれません。

時間を掛けてでも、一から中学英語をやり直したい！という高校生にはおすすめです。

「今」から中学英語をやり直そう！

英語のやり直しに遅いということはありません。

中学英語の基礎基本が身に付けば、高校英語への取り組み方に間違いなく変化が起きます。

英語の知識を積み重ねていくためにも、今から中学英語をやり直しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

こちらの記事でも英語の勉強に役立つ情報を発信していますので、是非合わせてご覧ください。

ではまた！