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【体験談あり】ワーホリ留学の前に日本でやっておきたい英語勉強法5選

※この記事には一部PRが含まれています。

 

ワーホリ留学に向けて、日本にいるうちに英語力を高めたいけれど、何をやったらいいのだろう…。

 

ワーホリ留学をする上で最も気になることの一つが、英語についていけるかということですよね。

 

ワーホリで海外に行けば自然と英語が出来るようになる

 

残念ながらそうしたことはありません。

実際にワーホリに行ったにも関わらず、英語力が足りないために仕事が得られない、もしくは仕事が得られてもシフトに入れてもらえないという方もいます。

 

ワーホリで海外にいる貴重な期間を有効に活用するためにも、日本にいる間にどのように準備しておくかがカギとなります。

そこでこの記事では、留学先でアルバイトをしていた筆者の体験談を交えながら、ワーホリ前の英語勉強法を5選ご紹介していきます。

この記事の内容

ワーホリ留学の前に日本でやっておきたい英語勉強法5選

 

筆者の経験

2017年からイギリスのブライトン大学に留学しました。その際に日本食レストランでアルバイトをし、計7名のワーホリ留学者と一緒に一年間勤めました。

 

私は大学院への留学でしたが、日本で生まれ育った純ジャパであり、長期の海外留学は人生初でした。

生計を安定させるため、また人生経験を豊かにするためにアルバイトはしようと決めて旅立ちました。

そうした面では、ワーホリでも大学院留学でも準備することとしては変わらないと思います。

 

私が留学で経験したことを少しでもお伝えできれば幸いです。

 

 

ワーホリ留学の前に日本でやっておきたい英語勉強法5選

 

現地に行って英語を使うようになれば、自然に英語は使えるようになるんじゃないか!?

 

私は留学前にはそんな風に考えていました。

しかし留学がスタートして1ヵ月が経っても、劇的な変化を感じることはなく、また1ヵ月が過ぎ…。

 

今ならはっきりと言えます。

英語力は一気に劇的に変わるものではありません。地道にコツコツ努力することですこーしずつ変化していきます。

現地に入ってから英語を伸ばそうとすると、間違いなく焦ります。

そして私みたいに、「もっと日本で英語を勉強しておけばよかった...」と後悔します。

 

さて、そうした反省を元に、過去の自分に言い聞かせるように5箇条の助言を残します。

ワーホリ留学前に、日本でしておきたい英語勉強法は以下の5つです。

 

順番に解説していきます!

 

①:とにかく基礎単語力を身に付ける

 

まずはとにかく単語力を身に付けましょう。

単語力はなんぼあっても良いですからね。

単語力が英語力のベースであり、単語力をつけていかない限り、「聞く」も「話す」も間違いなく苦労してしまいます。

 

私はジャパレスでアルバイトを始めましたが、「ほうれん草」を英語で知りませんでした。

というか、身近な食材について意外と英語で言えない…ということに気付きました。

厨房に入っても食材の単語を知らなければお話しになりません。

大学院の課題で忙しさが増していた中、とりあえず厨房に存在するもの全て英語で言えるように書き出しました。

 

特に、単語を聞いて理解できることも非常に重要です。

勤務先ではお客さんと直接やりとりをすることが求められます。

オーダーをとる際に、アレルギー食材などを聞き逃してしまったら大問題です。

友達とのやり取りは聞き逃してもにっこりして「Oh,Yeah!」などとあいまいに過ごしてしまうことはできても、ウェイターではそうもいきません。

 

大事なことなので繰り返します。単語力はなんぼあっても良い。

まずは以下のようなリスニングがしやすい単語帳を元に基礎単語を固めましょう。


 

その上で接客英語が学べる単語帳もプラスすると良いです。


 

私は現地で購入したこちらのビジュアル辞書がとても重宝しました。

意外と知らない身近な英単語を一気に抑えることができ、サイズもコンパクトなのでおすすめです。


 

単語帳を日本にいるうちに仕上げて現地へ持っていくと、結構強力な心の支えになります。しんどい時の支えはホントに大事です。

 

 

②:中学英文法を完全マスターしておく

 

文法に関しては日本にいるうちにマスターすることができます。

逆にワーホリ留学が始まると、職探しや生活基盤を整えることに忙しくなり、英文法をじっくりと学んでいる余裕はなくなります。

 

とはいえ、高校英語の細かい内容は実践で使うことはあまりありませんので、中学レベルの英文法をマスターしておきましょう。

中学英文法は英語をアウトプットしていく上で欠かすことができません。

中学英語の土台の上に、様々な知識や現地で覚えた表現が上積みされていきます。

土台がしっかりしていないと、いくら上に積み上げようと思っても、バラバラに崩れてしまいます。

 

また、中学英文法をマスターすることが、後述する瞬間英作文とも繋がっていきます。

文法を学習する上でのメリットは、日本でも自分ひとりで学習できることです。

このメリットは生かすしかありません。

 

おすすめ参考書はこちらの記事にまとめていますので是非合わせてご覧ください。

【大人向け】中学英語のやり直しに使える参考書5選【現役教員が紹介】

続きを見る

 

 

③:シャドーイングをしてリスニング力をひたすら鍛える

 

なんといってもリスニング力がめちゃくちゃ重要です。

相手が何といったかが聞き取れないとコミュニケーションが取れず、仕事をすることは難しいです。

 

レストランで勤めるのであれば、お客さんが言ったオーダーを一回で聞き取ることが必要になります。

試験でリスニングテストをしているのとはわけが違います。

雑音が入り混じる中で、ネイティブスピードの英語に対応していかなくてはいけません。

 

私は一番リスニングが苦労しました…。

 

それではリスニング力を鍛えなくては!!

とは言っても、ただ聞き流すだけではあまり効果はありません。

正直、単語と文法はガッツと根気が最重要です。しかし、リスニングに関しては脳内処理のメカニズムを理解しておくことが必要です。

 

リスニング力は音声知覚意味理解の2段階に分かれます。

 

音声知覚とは・・・自分の耳で聞いて「音を認識できる」段階

意味理解とは・・・聞き取った音の「意味が分かる」段階

 

例えば、「 I want to visit Japan someday!」と言われた場合、

・「アィ ウォン トゥ ビジッ ジャパン サムディ( I want to visit Japan someday) と言ったな」と認識できるのが音声知覚

・「いつか日本を訪れたいよ!」と聞き取った意味が理解できるのが意味理解

となります。

 

つまり、

「早すぎて聞き取れない…!」という状態を改善していくためには、まずは音声知覚の部分を鍛える必要があります。

 

そこで、音声知覚を鍛える上で有効なトレーニングがシャドーイングです。

シャドーイングとは、流れてきた英語のすぐ後を追いかけるように発話する練習法です。

シャドーイングを繰り返して、自分の耳と口で音を捉えられるようになってくると、聞き取れる幅が広がっていきます。

 

これは本当に騙されたと思ってトレーニングした方が良いです。

私は留学先で夜な夜なひたすらTEDトークのシャドーイングを繰り返していったことで、リスニングが大幅に改善されていきました。

 

ただ今思うことは、これも日本で事前に出来るということ。

日本にいるうちにトレーニングしてガンガンリスニングを鍛えておくことをおすすめします。

シャドーイングの詳しいトレーニング法はこちらの記事で解説しています。

【英語初心者向け】シャドーイングの効果的なやり方とおすすめ教材

続きを見る

 

 

④:瞬間英作文で簡単な英文をアウトプット出来るようにする

 

とっさに何と言って良いのか分からない…!

という状態を改善させてくれるのが瞬間英作文のトレーニングです。

 

シャドーイングでは聞こえてきた音声をそのまま再生しましたが、瞬間英作文では聞こえてきた日本語を瞬時に英語に置き換えて発声していきます。

脳の言語処理にかなり負担のかかるトレーニングですが、繰り返していくうちに徐々に使える「フレーズ」が増えていきます。

文法を理解していないとあまり意味がないので、中学英文法を一周してからがおすすめです。

 

そのようにフレーズをすぐに使える状態で脳内にキープしておくことで、とっさのひとことが対応できるようになっていきます。

瞬間英作文で簡単な英文をアウトプット出来るようにしていきましょう。

この定番の一冊でOKです。

 

この一冊を仕上げるだけでも、日常での様々な場面で返答できるようになっていきます。

アプリで学習する方が音声の再生がしやすくとても便利でおすすめです。

 

ワーホリ中もスキマ時間にコツコツ練習することで、英語の瞬発力や実践力が高まっていきます。

 

 

⑤:オンライン英会話で対人コミュニケーションに慣れる

 

最後に、余力があればオンライン英会話で対人コミュニケーションに慣れておきましょう。

いざワーホリが始まると、生活基盤を作る上で様々なことに自力で取り組んでいくことになります。

日本にいるうちに英語での対人コミュニケーションを経験しておくことで、少し不安が和らぎます。

せっかく現地に行ったのに、「英語でやりとりをすること」が怖くて動き出せずにいると時間がもったいないですからね。

 

私は留学前、学校のALTの先生にお願いして、週3回英語でおしゃべりする時間を確保していました。

 

日本にいるとなかなかまとまって英語を話す機会や時間はありませんから、意図的に作るしかありません。

今はオンライン英会話が充実していますからね。多少の費用は必要ですが、誰でも気兼ねなく英語を話す場は作ることができます。

 

ただし、日本にいるうちはあくまで①~④までの基礎力をひたすら高めることに注力し、余力の限りでオンライン英会話にてアウトプットをしていくことがおすすめです。

オンライン英会話に時間を取られて、単語や文法のインプットを疎かにしてしまわないように注意しましょう。

 

ちなみにオンライン英会話はたくさんありますが、DMM英会話でフリートークをすることが一番おすすめです。

こちらの記事で詳しく解説しています。

長期留学の準備としてDMM英会話でフリートーク練習すべき理由

続きを見る

英語教員がおすすめする初心者向けのオンライン英会話7選

続きを見る

 

 

最善の準備をすることが、ワーホリ留学成功へ繋がる

 

まとめると、ワーホリ留学前にやっておきたい英語勉強法は、

①:とにかく基礎単語力を身に付ける

②:中学英文法を完全マスターしておく

③:リスニング力をひたすら鍛える

④:瞬間英作文で簡単な英文をアウトプット出来るようにする

⑤:オンライン英会話で対人コミュニケーションに慣れる

この5つです。

 

日本にいるうちに最善の準備をすることが、ワーホリ留学成功へのカギとなります。

現地でワーホリ生活を満喫している自分を思い描きながら、今のうちから地道な努力を重ねて準備していきましょう。

皆様のワーホリ留学が、人生での素晴らしいハイライトになることを願っております!

 

まだ「ワーホリ留学に向けて具体的に動き出していない」「情報が欲しい」という方は、

といったエージェントを使って情報を集めてみましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ではまた!

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