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【教員向け】新しい挑戦を20代のうちにやっておくべき理由3選

こんにちは、タカヒロです。

 

20代後半に入り、「自分は今後どんな道を辿っていこうか…」と考えている先生方は多いのではないでしょうか。

過去の自分もそのうちの一人でした。

僕は新卒で公立教員として働き出しましたが、「何かをしなければ!!」という想いから、27歳の時に休職してイギリス大学院へ留学したり、30歳の時に退職してフリーランスになったりと、色々と普通ではない道を歩んできました。

 

そして最近改めて思うことがあります。

それは、20代の内に大きなチャレンジをしておいて本当に良かった…ということです。

現在は都内私立中高の専任教諭として働いています。

33歳の今は、結婚して1歳の双子がいて、生活は激変しました。

20代のころのチャレンジが今できるかと言われたら、正直かなり厳しいです。

 

そこでこの記事では、20代の内に新しい挑戦をしておくべき理由についてお伝えしたいと思います。

この記事の内容

20代の内に新しい挑戦をしておくべき理由3選

 

筆者の経歴

2013年 公立中学校へ赴任

2017年 休職してイギリス大学院へ進学(MA TESOL)

2018年 帰国し、県立高校へ異動

2020年 退職し、私立大学と大学附属中高の非常勤+フリーランス

2023年 私立中高 専任教諭

 

進路で悩んでいる20代教員の方へ、一つの参考になれば幸いです。

 

 

【教員向け】新しい挑戦を20代のうちにやっておくべき理由3選

 

20代は悩みの連続ですよね。

日々のクラス経営、授業作りに保護者対応...。

目の前の仕事をこなしていくことに必死で、自分の将来についてゆっくり考える時間を取ることも難しいかもしれません。

 

しかしそれでも、うまく空いた時間を利用しながら、絶対に20代のうちに自分がやりたい新しい挑戦をした方が良いです。

その理由は以下の通りです。

①:20代での経験が30代に生きてくるから

②:30代は大きな挑戦をしづらくなるかもしれないから

③:20代のうちは自分の考えを柔軟に変えやすいから

 

順番に見てきましょう。

 

①:20代での経験が30代に生きてくる

 

20代で身に付けたことが30代の仕事の中心になっていきます。

 

30代になると職場での立ち位置も少し変わり、

・基本的なことは出来て当たり前

・その上でどう会社に、学校に貢献できるか

といったことが問われてきます。

 

残念ながら、20代のように「失敗してもOK!」「分からないことは何でも聞いてもらえる」というわけにはいきません。

そして、学年内や学校行事において中心になって動くことが求められていきます。

 

僕の場合は、20代で留学したからこそ、今の職場で海外留学関係の仕事を担当しています。

20代で経験したことが、じわじわと30代になって生きてきます。

 

逆に、20代のうちに何か打ち込んだモノ、他の人より少し優れた武器を手に入れておかなければ、30代でやりがいを持って仕事を続けていくことは難しいかもしれません

 

打ち込むべきものとしては、以下のようなものが考えられます。

・教科指導

・校務分掌

・部活動

・校外ボランティア活動

・自分の趣味

 

 

何でもいいので新しいチャレンジをして、20代の内に自分の武器を作っておくことがおすすめです。

 

 

②:30代は大きな挑戦をしづらくなるかもしれない

 

2つ目は30代になると、大きな挑戦をしづらくなるかもしれないからです。

30代は結婚したり、子どもが生まれたりとライフイベントが多い年代です。

もちろん価値観はそれぞれですし、結婚する・しない、子どもを持つ・持たないは人それぞれです。

 

あくまで僕の場合ですが、結婚して双子が産まれたことにより生活は激変しました。

これまで自分のために使っていた時間は子どもや家族と共にする時間となり、自分のために使っていたお金は、養育費や将来を見据えた貯蓄を優先するようになりました。

20代の時にできていた、自分の好きなように「時間」「お金」を使うということは難しくなりました。

 

それが良い悪いではありません。

僕は20代の内に好きなようにやってきたので後悔などはなく、今はライフステージが変化したのだなと捉えています。

 

しかし、そうなると自分のことよりも優先すべきものが生まれ、大きな挑戦をしようとすることは中々難しくなります。

 

僕の場合「これから休職して留学に行く…!」ということは正直ほぼ無理です。

 

事実として、多くの人にとっては20代の内が「時間」「お金」を自分自身に全力投資するチャンスです。

やりたいことがあるのならば、多少の犠牲を払ってでも20代のうちにチャレンジするべきだと思います。

 

 

③:20代のうちは自分の考えを柔軟に変えやすい

 

3つ目は、20代のうちは自分の考えを柔軟に変えやすいということです。

20代で大きなチャレンジをすれば、必ずその経験から見えてくることがあります。

様々な人と出会い、違った価値観に触れることで、自分の将来について考え直したり、転職を検討することもできます。

 

僕の場合は、イギリスへ留学して様々な人と知り合ったこと、働き方の多様性に肌で触れたことで、帰国後に自分の働き方も大きく変化しました。

留学前までは残業をたくさんして、精一杯学校に貢献することが大事だと考えていました。

今は、精一杯学校に貢献するために、自分のライフワークバランスを考えることが大事だと考えています。

 

まだまだ未熟な20代だからこそ、新しい挑戦をして得られた知見を、柔軟に自分に取り入れることができます。

僕は結果的に教員を続けていく道を選んでいますが、やりたいと思ったことはやってみて、自分には違うなと感じたら方向転換していけばOKです。

 

20代から地に足を付け過ぎている必要はないと思います。

 

こちらの記事にはキャリアアップを図る教員が検討してみるべき事を紹介していますので、是非合わせてご覧ください。

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20代はチャレンジすることより、チャレンジしないことの方が怖い

 

チャレンジすることは怖いです。

僕も留学でイギリスへ降り立った時や、退職を決意して退職届を校長先生へ持っていった時はめちゃくちゃ怖かったことを今でもよく覚えています。

 

しかし33歳の今、「20代の時にチャレンジしていなかったとしたら…」と思うとゾッとします。

実はチャレンジしないことの方がよっぽど怖いです。

やりたいことがあるのであれば、20代のうちにとことんやっておきましょう。

この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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ではまた!

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